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2004/05/27(木)
一青窈CMデビュー!歌と出演 父の故郷台湾で「一番搾り」
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歌手の一青窈(27)が日本より一足先に父親の故郷である台湾でCMデビューすることが26日、分かった。日本のビール会社「キリンビール」の合弁会社で台湾に拠点を置く「台湾麒麟ビール」のビール「一番搾り」に出演、CMソングも歌う。CM監督は初主演映画「珈琲時光」も手がけたホウ・シャオシェン氏(57)。27日から台湾全土でオンエアされ、日本でもインターネットで期間限定公開される。
父が台湾人、母が日本人というハーフの一青にとって、初CMは特別な思いが込められた作品となった。
「もらい泣き」でブレーク後、さまざまな仕事のオファーがあるなか、父の故郷である台湾での仕事を熱望していた。母の故郷だけでなく、父の生まれ育った地で、歌手や役者として活動している自身の姿を刻みたいと思ったからだ。
そんな思いが通じたのか、初CMは台湾からのオファー。台湾麒麟ビール側が、日本の音楽シーンで活躍する一青の姿から爽(そう)快感、躍動感を感じ、イメージにピッタリだと指名してきた。
CMの収録は全国ツアーが終了した4月29日から5月3日まで台北市などで行われた。大自然の中、同年代の女の子と遊ぶシーンや、大人の雰囲気を醸し出すバーでのシーンなどがあり、コンサートのステージ上とはひと味違う表情を見せている。
一青は「お父さんもすごくお酒が好きだったし、何か思い出を共有できているみたい。すごくうれしいときとか、思い出したいときとかにビールを飲むというのはいい方法なんじゃないかな」と顔を少しほころばせ、初のCM撮影を振り返った。CMは台湾全土で27日から8月末まで放送される。日本ではテレビでの放送の予定は今のところなく、期間限定でインターネットで公開される。
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