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2004/03/06(土)
見たい角度でサッカー観戦 ネット中継技術開発
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約10台のビデオカメラで撮影したサッカーの中継をインターネットで受け、視聴者はマウス操作だけで好きな角度からの映像を自由に楽しめるシステムを、筑波大と国立スポーツ科学センターが6日までに共同開発した。 グラウンド全体を見下ろして試合の流れを把握したり、ゴール周辺の選手の動きに注目したりと、気になる場面をいつでも見ることができ、スポーツやコンサートなどでの実用化を目指す。 システムは、グラウンドの上部に取り付けた天井カメラと、グラウンドの周りに設置した約10台のカメラ、画像処理コンピューターなどで構成。視聴者のマウス操作に応じ、対応するカメラの画像をインターネット配信する。 視聴者のコンピューターに、あらかじめコンピューターグラフィックスで作成した競技場の画像取り込んでおき、その上に配信された選手の画像を再現する。この結果、データ量を大幅に軽減でき、速度が毎秒10メガビット程度の回線ならば映像を切れ目なく再生できるという。
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