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2004/03/22(月)
ハルウララ106連敗 馬券売り上げは新記録
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デビュー以来105連敗ながら人気沸騰中の高知競馬所属牝馬ハルウララ(8歳)が22日、中央競馬のトップジョッキー武豊騎手を背に106戦目のレースに挑み、11頭立ての10着に敗れた。 “負け組の星”と呼ばれ、全国から“ウララツアー”の参加者など約1万3000人のファンが殺到。全国の地方競馬場、場外馬券売り場でも行列ができる騒ぎで、1日の総売り上げは約8億6900万円と過去最高の約4億5900万円を軽々と突破、2002年度の高知競馬の売り上げ約77億円の1割以上に達した。 特に“当たらない”ことから交通安全のお守りになるとも言われたハルウララの単勝馬券は、場外発売も含め約120万枚、約1億2000万円を販売。これまでの記録の約20倍となった。 ハルウララは単勝1・8倍と断然の1番人気。スタートから間もなく付いていけなくなり、武騎手が懸命に手綱をしごいたが、終始後方のままブービーでゴールした。
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