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2004/03/17(水)
「蹴りたい背中」100万部突破 芥川賞作品では28年ぶり
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芥川賞を最年少で受賞した綿矢りささん(20)の小説「蹴りたい背中」(河出書房新社)の発行部数が17日、100万部に達した。同賞受賞作の100万部達成は、1976年に受賞した村上龍さんの「限りなく透明に近いブルー」(講談社、131万部)以来、28年ぶり。 同時受賞した金原ひとみさん(20)の「蛇にピアス」(集英社)も発行50万部のヒットになっているほか、両作品を掲載した月刊「文芸春秋」3月号は同誌最多の118万5000部を発行した。 国内作家の小説では昨年、片山恭一さんの「世界の中心で、愛をさけぶ」(小学館)が6年ぶりにミリオンセラーとなっている。(
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