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2004/03/10(水)
大阪のカラスからウイルス 京都に続き3例目
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大阪府は10日、同府茨木市内の民家の庭で弱っているところを捕獲され、その後死んだカラス1羽から鳥インフルエンザウイルスを検出、感染を確認したと発表した。 カラスの感染判明は高病原性ウイルス感染が判明した養鶏場のある京都府丹波町と隣の園部町でいずれも5日に見つかった死がい各1羽に続き3例目。 この民家は、丹波町の感染養鶏場から半径30キロの移動制限区域内。 専門家の中にはカラスが丹波町から30キロ以上飛んで来た可能性を指摘する声があるが、大阪府は「カラスの行動範囲からみて丹波町から飛来したとは考えにくい」として、感染ルートを特定するため周辺で見つかった野鳥の死がいの検査を急いでいる。 府はカラスの行動範囲である半径10キロ以内の養鶏場2カ所に職員を派遣して立ち入り検査を行い、感染の有無を調査する。また、カラスに触れた警察官と家畜保健衛生所の職員の健康状態をさらに調査するとしている。
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