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2004/12/03(金) “清原サンタ”新潟に1000万円
巨人・清原和博内野手(37)が今月9日に新潟県中越地震の被災地を自ら慰問することが3日、分かった。被災した中学校を訪れ生徒たちを直接励ますほか、通算2000本安打達成で受け取った報奨金の半額にあたる1000万円を義援金として寄付することも決めた。ファンの熱い声援を受けて「生涯巨人」を決めた男・清原が、今度は“清原サンタ”となって恩返しに乗り出した。

ファンヘ恩返し 1000万円義援金ポンッ

 ファンの声援という後押しを受け巨人残留を決断した清原。恩返しがしたい。その熱い思いは、清原を被災地へと駆り立てた。この日、清原のマネジメント会社と球団は、清原が新潟・小千谷市内の小千谷中学校へ自ら足を運び、被災した子供たちを励ますことを発表。さらに義援金として1000万円を県に寄付することも決まった。

 10月23日に発生した新潟県中越地震。同校一帯は震度6強の揺れに襲われ、生徒の大半の家族が被災したという。地震発生後の2週間は全校休校を余儀なくされた。グラウンドは避難場所となり、自衛隊が30もの避難用テントを設置。その数はこの日までに10個に減ったものの、いまだにクラブ活動などで満足に使えない状態という。

 そんな避難生活を伝え聞いた巨人の主砲。自身の地元を襲った阪神淡路大震災の惨劇も脳裏によぎったのだろう。自ら慰問に赴くことを決断。地元の教育委員会などを通じて申し出た。

 同校では近隣の中学校を含めた約600人の生徒の前であいさつ。激励会、質問コーナー、サイン会などを行い生徒たちを励ます。同校関係者は「きのう連絡を受けたばかり。子供たちも喜んでくれるでしょう」と球界のスーパースターの来訪を心待ちにしている。

 清原の“恩返し”はそれだけにとどまらない。夕方には新潟県庁も訪問。泉田裕彦県知事(42)に義援金1000万円を手渡す。今年6月、プロ通算2000本安打を達成した際、読売新聞東京本社と日本テレビ放送網から報奨金計2000万円が贈られた。そのうちの1000万円を社会貢献に役立てることに決めていた。

 この秋、清原は自らの去就問題で悩みに悩んだ。巨人に残るのか、去るのか。苦しみ抜いた男を支えたのはファンの温かい声援だった。巨人残留を決めた11月30日の会見でも、「今年、本当に僕自身を支えてくれたのは、ファンのみなさんの声援。それ以外に支えてくれたものはない」と感謝した。その気持ちを抑えきれない。清原が、その手で、言葉で、ハートで「がんばろう新潟」を伝えに行く。

◆巨人ファンサービス査定導入して触れ合い増やす

 ファンサービス改革に取り組む巨人が、選手に対しても球団としては前例のない「ファンサービス査定」を導入する考えがあることが3日、分かった。清武英利球団代表(54)が明らかにしたもので、フロントと選手、一体となって取り組む問題であるとの姿勢を示した。

 巨人の更改が12月からスタートしているが、清武代表は交渉の席で、選手にファンサービスの具体的なアイデアや企画などを質問。球団として真剣に取り組んでいることを選手にも意識づけている。「ファンサービスは自分たちで考えた方がやりやすいでしょう」と清武代表。選手自身の自覚もうながす一方で、実際の行動はちゃんとした形で評価していく方針だ。

 清武代表は「アイデア料とか、そういうのはお金に換算できるものじゃない」と話す一方で、「(査定に)加味しないといけない」と話した。

 清武代表は就任時からファンサービスの充実を提唱。滝鼻卓雄オーナーも、堀内監督の続投要請の際に、「巨人は(ファンサービスが)今まで当たり前という感じだった。もう少しファンが納得するように触れ合いをお願いしたい。ファンと巨人の距離を縮めることが大事」と大号令を発しており、球団が、選手一人一人が、具体的に取り組み出している。

◆巨人選手の主なチャリティー活動

 ▼GOGOジャイアンツ 毎年1月、東京・よみうりランド内のジャイアンツ球場でファン感謝イベントを開催。選手の愛用品をオークションにかけ、被災地への義援金などにあてている。

 ▼街頭募金 秋季キャンプ中の10月30日、堀内監督らが宮崎市の街頭に立って募金活動。選手、球団からの寄付を含め、計100万円を新潟に贈った。11月23日のファンフェスタでも東京ドームのコンコースに選手が立ち、寄付を募った。

 ▼K2基金 2002年、上原が同級生のメッツ・松井(当時西武)とともに設立。双方の成績に応じて寄付金を積み立て、日本赤十字社へ贈っている。

 ▼桑田はゴルフで 毎年オフ、ゴルフコンペを主催。自らの野球用具などをオークションにかけ、施設などへの寄付にあてている。


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