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2004/12/12(日)
PSPで1000名列できた早朝の新宿に久夛良木氏
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12月12日，ついにSCEの携帯ゲーム機「PSP」が発売された。
午前6時から販売を行ったヨドバシカメラには，前日お昼から列ができ始め，12日午前0時には300名にもなり，取材陣が再び新宿に訪れた午前4時30分には新宿の街の1ブロックをPSPの発売を待つ人の列が取り囲んだ。最終的に午前6時には1000名以上の列ができたという。
店頭の特設販売スペースには，巨大なPOPやポスターが並び，当然PSPが多数積まれた。さらに店頭モニタにはPSP最新タイトルのデモ映像が流され，TVカメラなど報道陣も100名以上が押しかけ，興奮も最高潮。
午前6時前にはSCEの久夛良木健氏がヨドバシカメラに到着。ハッピを着て，店頭の特設スペースで販売開始を待つ。1分前からカウントダウンが進み，15時間ほど並んだという先頭のファンらとカウントを合唱！「ゼロ」のカウントともに，クラッカーが鳴らされ，拍手が沸き起こる!! かつてPS2発売日はもちろん，Windows 95などキーとなるハードやOSの販売時に見られた瞬間に立ち会えることとなった。
昨晩の深夜お話を聴けた先頭の青年は，一躍“時の人”に。TVカメラに囲まれて照れくさそう。取材は100名ほどがPSPを購入するまで敢行したが，やはり「リッジレーサーズ」が大人気。PSとPS2の発売日を思い出す。
その後，報道陣に囲まれた久夛良木氏は，開口一番「雨が降らなくて良かった」と話し，待ってくれていた人たちの心配と，新ハードの門出の天気について，ほっと一安心した様子。4時くらいからお忍びで何度も見に来ていたという。また，携帯ゲーム市場への進出について市場の拡大や任天堂との共存などについてもコメントしていた。「この（長蛇の）列を見れば安心。帰って増産の指示を出そうと思う」（久夛良木氏）と，大人気に上機嫌だ。
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