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2004/12/11(土)
台湾立法委選挙、与党連合が敗北
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台湾立法委員(国会議員、定数225)選挙は11日に投開票され、中国からの独立志向が強い陳水扁総統率いる民主進歩党(民進党)などの与党連合は101議席にとどまった。 対中関係で安定路線を取る最大野党の国民党をはじめとする野党連合は、114議席で過半数を獲得し、勝利した。 国民党の連戦主席は、「われわれは戦争を望まず、政府が挑発路線や緊張路線を取ることを求めていない」と述べ、勝利を宣言した。 今回の野党連合の敗北で、対中関係の緊張は緩和されるとみられているが、直ちに突破口につながる可能性はない。 与党連合が議会で過半数を掌握できなかったことから、新憲法制定を目指す陳総統の計画は実現が難しい状況となった。
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