|
2004/11/30(火)
清原は来季も巨人でプレー、会見で発表
|
|
|
巨人の清武英利代表と清原和博内野手(37)は30日、都内の球団事務所で会見し、来季で4年契約の最終年となる清原内野手が契約通り、来季も巨人でプレーすることを発表した。
清武代表と清原内野手は、「自分の立場を確認したい」と清原内野手が球団を訪れた11月8日以来、来季の去就について話し合いを重ねてきた。その中で球団としては、「グラウンドいっぱいを使ったスピード感のある野球」を目指す堀内監督の来季構想と、故障などにより、出場40試合に留まった清原の体調を検討し、球団としては出場機会が減る可能性を危惧し、「留まってもらうことが清原君にとって本当にいいことなのかどうか、検討し、悩んだ」(清武代表)という。さらに、清武代表は「彼に対する期待というか、いろんな方からお話を受けた」とし、他球団への移籍も具体的に模索していたことを明らかにした。
しかし、「11月20日をタイムリミットに決めていた」という清原内野手は「(巨人でのプレーは)小さい頃からの夢だった。最後まで貫き通したい」として、清武代表に巨人残留を希望。球団としては、<1>契約期間が1年間残っている<2>清原内野手に残留への強い意思がある<3>そのためにやり直すという表明があった<4>堀内監督を支えるという約束した<5>心ならずも球団や監督関係者に迷惑をかけたと謝罪する――の5点により、清原内野手の意思を尊重する形で、残留が決まった。
■ペタジーニの退団決定 契約保留名簿から外れる
巨人のロベルト・ペタジーニ内野手が今季限りで退団することが30日、決まった。複数の球団幹部が来季契約の対象となる契約保留選手名簿から外したことを認めた。 ペタジーニは昨オフに手術した左ひざの影響で今季は打率2割9分、29本塁打にとどまった。今季年俸600万ドル(約6億2500万円)から大幅な減額提示を受け、合意に至らなかった。 清武球団代表は「積極的に(契約を)お願いする段階じゃなくなった。高い年俸を払うわけにはいかない」と話した。 ペタジーニは1999年にヤクルト入りし、01年は日本一に貢献し、シーズン最優秀選手に選ばれた。昨季から巨人に移籍していた。
|
|
|
|