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2004/10/21(木) 死者67人不明21人に 台風23号、79年以来最悪の被害
20日から21日にかけて本州を縦断した台風23号の被害は、同日午後10時現在の共同通信のまとめによると、死者67人、行方不明者21人、負傷者は351人に上った。
 内閣府によると、今回の台風による人的被害は、115人の死者・行方不明者が出た1979年10月の台風20号以降、最悪。警察庁調べでは午後7時現在、建物約70戸が全半壊し、4500戸以上が床上浸水した。堤防9カ所が決壊し、土砂崩れは600カ所以上に上った。
 台風23号は21日朝、千葉県沖の太平洋へ抜けた後、温帯低気圧に変わった。
 土砂崩れや増水した川への転落で行方不明となっていた岐阜県高山市の会社員男性(58)や岡山県玉野市の男性(52)、高知県安芸市の男性(76)らが次々に遺体で見つかり、死者数は同日午後も増え続けた。

2004/10/20(水) 21人死亡25人不明 台風23号、本州縦断へ
気象庁によると、台風23号は20日午後9時現在、岐阜市付近を時速約70キロで北東に進んでいる。中心気圧は980ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は30メートル、中心から南東側240キロ以内と北西側190キロ以内の範囲では、風速25メートル以上の暴風が吹いている。
 台風の進路周辺は、猛烈な雨と強い風に見舞われた。長崎・雲仙で20日午後0時50分、最大瞬間風速63・7メートルを記録したほか、高知・室戸岬で59・0メートル、長崎県佐世保市で49・3メートル、広島市で43・5メートルをそれぞれ観測。京都、兵庫など西日本の8府県では暴風で電線が切れ、計約18万9000世帯が一時、停電した。
 九州から東海地方にかけては、所々で降り始めからの雨量が400ミリを超え、最も多い徳島県上勝町では20日午後8時現在、550ミリに達した。
 高知県室戸市の民家が高波で倒壊し、男性2人、女性1人が死亡。愛媛県では民家の裏山が崩れ、女性(24)が生き埋めになって亡くなるなど、兵庫、鳥取、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、長崎、大分、宮崎の各県で計21人が死亡した。25人が行方不明、けが人は約200人を超えた。
 
 今年の上陸台風は10個となり、1990年と93年の各6個だった最多記録を更新。
 台風は21日朝には東北の三陸沖に抜け、温帯低気圧に変わる見込み。

 台風23号の影響で20日の空の便は、九州から関東にかけて大幅に乱れ、国内線981便が欠航、約12万7000人に影響が出た。一日の欠航便数は、今年の台風被害としては最多で、航空各社は「過去最高ではないか」としている。
 21日も航空機のやりくりがつかず、20便以上の欠航が決まった。
 大阪、関西、名古屋の各空港は夕方以降の発着便が全便欠航、夜間の羽田発着便も一部を除き欠航した。成田、関西などを発着する国際線もダイヤが大幅に乱れ、約30便が欠航した。
 高松、徳島、松山、高知、出雲、鳥取、岡山、広島では、午前の一部の便を除き、ほとんどの便が欠航。北九州は全便が欠航したほか、鹿児島、宮崎、長崎、大分、福岡、熊本、米子などでも欠航が相次いだ。

 また西武の2勝1敗で迎えた日本シリーズ第4戦は20日、西武ドームで行われる予定だったが、台風23号の接近に伴う交通機関の乱れを考慮して21日に順延となった。ドーム球場での日本シリーズ中止は史上初。

2004/10/19(火) <日本シリーズ>西武、打撃戦制し2勝目 第3戦
04年日本シリーズ第3戦は19日、舞台をナゴヤドームから西武ドームに移して行われ、本塁打が飛び交う激しい打撃戦を西武が10−8で制し、対戦成績を2勝1敗とした。四回に西武がカブレラの2ランなどで3点を取って3試合連続で先制したが、中日は六回に谷繁が逆転満塁弾。しかし、西武は七回にカブレラの満塁弾などで6点を奪って再逆転に成功し、中日の必死の反撃を振り切った。1試合2満塁本塁打はシリーズ新記録。第4戦は20日、西武ドームで行われる。
 ○西武10−8中日●
 本塁打が飛び交うシーソーゲームは、カブレラの2アーチが飛び出した西武が制した。2点を追う七回、佐藤の二塁打で2者を還した後、満塁としてカブレラが左翼に大アーチをかけた。中日は六回、谷繁の満塁本塁打などで逆転。八回にもリナレスのソロなどで応戦したが、2番手・岡本が喫した大量点が最後まで重くのしかかった。
 ▽西武・伊東監督 ところどころに若さが出た。特にバッテリーが同じことを繰り返した。もつれるゲームではなかったのに。シリーズの怖さか、重圧なのか。きょうは打線さまさまだ。
 ▽中日・落合監督 ベンチのミスで負けた。ベンチのミスとは監督のミスということ。それ以上でもそれ以下でもない。(七回1死二塁で高橋聡をいったんリリーフに送ろうとしたが、岡本を続投させ)動いちゃいけないところで動いて、選手に余計なプレッシャーを与えてしまった。選手は後半よく追い上げてくれたよ。
 ▽西武・カブレラ (満塁本塁打の)打席は集中力が高かった。ストライクが来たらミスショットしないことだけを考えた。シーズン中と違って、リードしてもリードしている気分ではなかった。安心することなく、ずっとゲームに集中できた。
 ○…七回の満塁機に同点の2点二塁打を放った西武・佐藤は「とりあえず振り出しに戻したかった」。連続四死球で動揺している2番手・岡本の初球に狙いをすませ、右翼線に見事な流し打ち。先頭で回ってきた四回には中前にはじき返してチーム初安打を記録し、先制のホームも踏んだ。猛打賞の第2戦に続く活躍に「いいペース」と納得の笑顔。
 ○…西武の中島は、シーソーゲームを象徴するかのように天国と地獄の気分を行き来した。三回に失策し、その裏の第1打席は三振。「ガラにもなく配球なんか考えていたら思い切り振れなくて」。切り替えて五回にシリーズ初アーチ。
 しかし、六回には大量失点に結びつく二つ目の失策。「ショックでベンチでどう励まされたかも思い出せなかった。何としても汚名返上しなければと思った」と、七回に二塁打を放ち、大逆転のお膳立て。「ミスの分、打ったろうとしか考えてなかった」という中島。今季27本塁打の強打ぶりを披露できたが、笑顔はなかった。
 ○…一時は起死回生の逆転満塁本塁打を放った中日の谷繁はこれまで7打数2安打と不振だったが、この打席では集中力が違った。1点を返し、なおも満塁で「どんぴしゃのタイミングで打った瞬間に入ったと思った」と振り返った。
 しかし、次の打席は1死満塁の好機に「止めたバットにボールが当たってしまった」と併殺に打ち取られた。その直後にカブレラに逆転満塁弾を浴び「ああいう場面で岡本は何度も抑えてきた。行けると思い監督に続投を頼んだんだが……」と悔しさをにじませた。
 ○…七回、2点を追う西武の攻撃で、中日が投手交代を告げていないのに救援投手がマウンドに向かおうとするハプニングがあった。この回1死後、2番手・岡本が中島に左翼線二塁打を打たれると落合監督がマウンドへ。落合監督が谷繁らを交え話し合っている最中、ブルペンから高橋聡が飛び出した。
 だが、落合監督は投手交代を告げておらず、高橋聡は慌てて引き下がった。ベンチとブルペンの連絡ミスが原因とみられ、「(監督が)交代を告げてないんだから戻るしかないだろ」と森投手コーチ。高橋聡も「(ブルペン担当の)近藤コーチに行けと言われてので……」と歯切れが悪かった。
 ◇第3戦の主なシリーズ記録◇
 ▽満塁本塁打1試合2本=初▽満塁本塁打 谷繁(中日)=02年第3戦の二岡(巨人)以来15人目 カブレラ(西武)16人目▽2チームで本塁打=9人目 谷繁 横浜時代、98年の第3戦で1本▽連続試合二塁打3 佐藤(西武)=78年の島谷(阪急)以来6人目▽ゲーム最多本塁打2 カブレラ=03年第7戦の城島(ダイエー)以来23人目、28回目▽ゲーム最多打点6 カブレラ(西武)63年第7戦の柴田(巨人)以来2人目

2004/10/18(月) カーステ盗んで車に火、逮捕の男を連続放火でも追及
札幌市手稲区で駐車中の車からカーステレオなどを盗んで火をつけたとして、札幌手稲署は18日、同区曙12の1、無職砂川知誉容疑者(40)を窃盗と現住建造物等以外放火の疑いで再逮捕した。

 同区内では、車用品を盗んだ後、火を付ける事件が8月以降15件発生、砂川容疑者の自宅などから、被害に遭った車から盗まれたとみられるカーステレオなどが見つかっていることから、同署では一連の事件との関与を追及している。

 調べによると、砂川容疑者は4日午前2時45分ごろ、同区曙10の1の男性会社員(37)の敷地にとめてあったRV車の中から、カーステレオなど5点(5万円相当)を盗み、火を付けた疑い。

 砂川容疑者は17日、別の車上荒らし事件の被疑者として盗みの疑いで逮捕されていた。

 手稲区では8月22日から曙、前田の両地区を中心に、ワゴン車やRV車からカーステレオやカーテレビ、カーナビゲーション装置が盗まれた後、炎上する事件が続き、17日朝までに15件発生。10月に入ってからは、ほぼ2日に1度の割合で頻発し、道警や市消防局が未明の巡回を強化していたほか、住民らもパトロールを繰り返し、警戒を続けていた。

2004/10/17(日) ゴジラ大暴れ2発含む5安打…ヤンキース3連勝で王手
米大リーグのア・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)、レッドソックス(ワイルドカード)―ヤンキース(東地区1位)の第3戦は16日、ボストンのフェンウェイ・パークで行われ、ヤンキースが19―8と大勝し、3連勝でワールドシリーズ出場に王手をかけた。
松井秀喜外野手は、3戦続けて「4番・左翼」で先発出場。一回一死三塁の第1打席に、右越え2点本塁打、九回無死一塁の第6打席も右中間スタンドに2点本塁打を放つなど5安打5打点と大活躍し、チームの勝利に貢献した。
三回無死一塁の第2打席は右翼線二塁打、四回一死無走者の第3打席も左翼線二塁打、七回二死一、三塁の第5打席は中前適時打を放った。五回一死二塁の第4打席は左飛だった。


■中日が松坂をKO、1勝1敗に…日本シリーズ第2戦

中日11―6西武(プロ野球日本シリーズ第2戦=17日・ナゴヤドーム)――西武は一回一死一塁からフェルナンデスが左越えに1号2ランを放ち、第1戦に続いて先制点を奪った。
 中日の反撃は三回。一死満塁から立浪の二ゴロでまず1点。続くアレックスの右前打で同点とし、なお二死満塁から谷繁の押し出し四球で1点を勝ち越した。
 しかし西武は五回一死一塁から、佐藤、赤田の連続適時二塁打で逆転に成功し、先発の山本昌をKO。さらに二死一、二塁から和田の適時二塁打でリードを広げた。
 西武は七回、和田が2試合連発となるソロ本塁打。
 しかし、中日は粘り、七回、立浪の3ランでまずは同点。さらに連続四死球で好機を広げ、谷繁の適時二塁打、代打・高橋光の適時打でリードを奪った。西武・松坂はこの回途中で降板し、8失点でシリーズ初勝利をまたも逃した。
 中日は八回にもアレックスの犠飛と英智の適時三塁打、谷繁の適時打で3点を追加。九回を岩瀬が締めて、対戦成績を1勝1敗のタイとした。

2004/10/16(土) <日本シリーズ>西武先勝 石井貴ら好投、和田先制弾
16年ぶりの中日と西武の対決は、西武が先勝した。04年日本シリーズは16日、ナゴヤドームで開幕し、第1戦は石井貴、川上の両先発が息詰まる投手戦を展開。西武は四回に和田の左越えソロなどで試合の主導権を握り、石井貴―小野寺―豊田と「勝ちパターン」の継投で中日打線を零封。02年の原(巨人)・伊原(西武)以来、3回目となる新人監督同士の対決は、伊東監督が初勝利を飾った。なお、五回に谷繁の捕ゴロの処理の判定を巡って試合が49分間中断した。
 ○西武2−0中日●
 中日は川上、西武は石井貴が先発。西武は四回1死後、和田が左翼ポール際にシリーズ1号ソロを放ち先制した。五回は2死から佐藤の右中間二塁打と赤田の右前打で一、三塁。続くフェルナンデスの平凡な右飛を英智が落球、三塁走者の佐藤が還り2点目。
 中日は石井貴の巧みな投球にてこずり、三回まで一人の走者も出せない。四回、2死から立浪がチーム初安打となる遊撃内野安打で出塁したが無得点。
 中日は五回、1死一塁で谷繁が捕ゴロ。西武守備陣は二塁から一塁に転送し、併殺が成立したかに思えたが、捕手・野田が打者走者の谷繁にタッチしたと判断した球審の判定をめぐり試合が中断、49分後にようやく再開された。
 西武は八回に小野寺、九回には抑えの豊田を投入し、中日打線の反撃を封じ、逃げきった。中日は川上が2失点にとどめたが、2安打と打線が精彩を欠いた。
 ▽西武・伊東監督 中断などいろいろあったが、第1戦で勝利し、ほっとしている。初戦を取ったので、これから気楽な気持ちで戦えるし、選手ものびのびプレーできるだろう。中日は投手を中心にまとまったチームだが、今日は打線が湿っていた。
 ▽中日・落合監督 (わずか2安打)ヒットの競争をしてるわけじゃない。石井貴が良いのか悪いのか、(自分が)打席に立っていないので分からない。(試合中断について)審判のミスは仕方ない。選手も審判もいつもより硬くなっていた。1、2戦やれば慣れてくるよ。
 
 ◇西武 不名誉なレッテル、突き破った和田の一発
 三回までパーフェクトに抑える最高の立ち上がりを見せた石井貴。ベテラン右腕の力投に真っ先に応えたのがチームリーダーの和田だった。
 「貴さんが気迫の投球を見せていたので、何とか先制点が欲しかった」。そう振り返った四回の第2打席。和田は1ストライク後の内角低めの147キロを、詰まりながらも左翼ポール際へとたたき込んだ。貴重な先制ソロ。しかも相手エースがこん身の力を振り絞って投げた球を、スタンドまで運んだことに意味があった。
 和田にとって日本シリーズは4度目。しかし、過去3度のシリーズでは1本もヒットを打てなかった。巨人の前に1勝も出来なかった前回(02年)は15打数無安打。「あの時は舞い上がって、練習中からそわそわしていた」
 だが今年は違う。「色んな経験をして、2年前よりも成長した」。試合前、和田はそう話していた。けがのカブレラに代わり、開幕から6月まで4番を務めた。合併問題で選手会長として経営陣と渡り合った。プレーオフでは、第2ステージ進出を決めるサヨナラアーチも放った。
 二回の第1打席。和田は右越えに三塁打を放ち、日本シリーズ初ヒットを記録した。そして四回の一発。「大舞台に弱い」。不名誉なレッテルを張られた男がついに殻を突き破った。
 ○…西武先発の石井貴が気迫の投球を披露。一回、先頭の荒木を三振に仕留めてリズムに乗ると、直球主体の投球で四回2死まで無安打に抑えた。五回無死一塁の場面では、渡辺に対して真ん中高めの速球を投げ込む真っ向勝負で三振を奪った。前日(15日)は軽めの調整でリラックスした雰囲気を漂わせていたプロ11年目のベテランは「大役」をしっかりこなし、伊東監督の期待に応えた。
 ○…日本シリーズ初出場の西武・中島が四回、左前へ初安打を放った。フルカウントからの7球目、中日のエース川上の内寄り速球に食らいつき、三遊間をしぶとく破った。「何もかもが初めてだけど、普段通りやるだけです。1試合目から打ちたい」と開幕前に話していた中島。得点にこそつながらなかったが、記念に残るうれしいヒットになった。
 ○…中日の英智がまさかの落球で2点目を献上した。五回2死一、三塁。西武・フェルナンデスの平凡な右飛を一度はグラブに入れながらこぼしてしまった。二回にも和田の右翼フェンスを直撃した打球のクッションボールの処理を誤り三塁打にする場面も。シーズン中は華麗な守備でチームの窮地を何度も救ってきた英智。守備の名手もシリーズ独特の雰囲気にのまれてしまったようだ。
 ○…中日の選手会長、井端が持ち前の堅実な守備で、エース・川上をもり立てた。一回、西武の先頭打者・佐藤の中前に抜けそうな当たりを軽快なフットワークでさばき、シリーズ最初のアウトを記録した。試合前は「全く緊張していません。普段と同じですよ」とリラックスしていた井端。二回無死三塁のピンチでも、中島の遊ゴロに素早く反応し、三塁走者を目でけん制しながら打者走者をアウトにするなど、初の大舞台でも無難なプレーを見せた。
 ○…中日の得点をチャンスメークする一、二番の荒木、井端の2人に元気がなくチームが波に乗れなかった。井端は一回に軽快な守備で先発の川上を助けたが、九回に中島の遊ゴロをグラブに当てて失策、攻守に精彩を欠いた。試合前、井端は「普段通りのプレーをするだけ」とグラウンドに飛び出して行ったが、どこか動きがぎこちなかった。

2004/10/15(金) 台湾でM7の地震、5年来最大級
15日午後12時8分頃、台湾北東部を中心とするマグニチュード7の地震があった。震源は宜蘭県蘇澳沖109.8キロの海底で深さは58.8キロ。

中央気象局の発表によると、各地の震度は▼宜蘭5▼花蓮5▼台北4▼桃園4▼台中4▼雲林4▼台東4▼新竹3▼雲林3▼苗栗3▼南投3▼彰化3▼嘉義3▼台南3。

今回の地震は1999年の台湾中部大地震(921地震)以来最大級。台北市内でも1分以上の強い揺れを感じた。この地震で、同市ではMRT(新交通システム)が全線で運行を停止した(午後1時20分に運転再開)。

桃園県亀山郷では民家の屋根の上から貯水用タンクが倒れ、女性1人がけがを負った。同県観音郷の東元電機(TECOエレクトリック&マシナリー)の工場では大規模な火災が発生し、消火活動が続いている。また、高雄県鳳山市のビル内のインターネットカフェでも火災が起こり店舗が全焼したが、けが人は出なかった。

2004/10/14(木) <球界参入>ライブドアのアダルト接続に質問集中 NPB
来季からプロ野球の新規参入を申請しているインターネット関連企業のライブドア(堀江貴文社長)と楽天(三木谷浩史社長)に対する日本プロ野球組織(NPB)の2回目のヒアリングが14日、東京都内で行われた。財務状況や事業について突っ込んだ質問があり、「公共財としてふさわしい企業、球団か」という審査項目から、特にライブドアのアダルト(成人向け)サイトなどを問題視する指摘が相次いだ。
 審査委員を務める巨人の球団代表などから、ライブドアのホームページから接続できる違法なアダルトページが指摘され、堀江社長が防止策の説明に追われた。楽天は「18歳以上対象の合法的な運営」と説明しただけで、突っ込んだ質問はされなかった。
 経営面では、楽天が「名実ともに世界最大のインターネット商店街で、経営は安定している」、ライブドアも「企業買収で成長しており、球団赤字が5、6年続いても大丈夫」と改めて球団運営に強い意欲を見せた。
 終了後、三木谷社長は「有意義な1時間半だった」、堀江社長は「アダルトサイトは防止策を説明し理解を得たと思う」と語った。審査小委員会の豊蔵一委員長(セ・リーグ会長)は「両社ともそれぞれ特徴がある。比較考量は今後詰める」と話した。今月中に参入球団を決める方針。【湯浅聡】
 ◇三木谷社長は余裕の表情 会見で
 終了後に会見した三木谷浩史社長は「有意義な1時間半だった。誠心誠意、答えさせて頂いた」と余裕の表情をみせた。さらに三木谷社長は「プロ野球の経営が苦しいといわれるが、我々のような新しい考えを持ったベンチャーが入ることに意味がある」と述べた。
 一方、ダイエーや西武の問題に関連し、球団買収の可能性を聞かれた三木谷社長は「ないですね」と否定。「大きな問題と認識はしているが、(現時点では)関係ない」と新規参入方針に変更がないことを強調した。
 ◇「アダルトサイト問題は納得してもらえた」 堀江社長
 ライブドアの堀江貴文社長は、アダルトサイトなどについて質問が集中したことに対し、「ある程度納得してもらえたのではないか」、係争事件についても「球団運営に問題はない」と話し、「お互いに意識のずれがあるから、分かり合うまで疑問に思ったことを聞くのは当然」と意に介さない様子。
 一方、ダイエーなどの買収があるかとの質問には「まったく考えていない。参入が決まるまでにはまだ時間があり、(ほかに)やることはたくさんある」と強調した。

2004/10/13(水) 日本、W杯最終予選に進出…オマーンを1―0で下す
サッカーの2006年ドイツワールドカップ(W杯)アジア1次予選で、日本代表は13日、オマーン代表と敵地で対戦し、鈴木のゴールで1―0と競り勝ち、来年の最終予選進出を決めた。来月17日にシンガポール代表と1次予選の最終戦を戦う。

 日本は立ち上がりからピンチの連続。開始3分、右FKに遠いサイドにオマーン選手が飛び込み、シュート。ゴール左に外れたが、あわや失点という場面だった。

 オマーンは前への意識が強く、運動量も豊富で、両サイドから早めのクロスを入れ、さらにはこぼれ球もつないでぶ厚い攻めを披露。対する日本は、中沢らDF陣が中央ではね返すが、攻撃では中盤でボールをつなげず、カウンターを仕掛けるが形にならない。

 しかし、日本は次第にペースをつかみ、30分過ぎから好機をつかむ。31分、相手DFのミスを拾った高原がシュートするが、これはGKに防がれた。

 前半終了間際には、スルーパスを受けた高原が抜け出したが、シュート直前にDFにクリアされた。日本はやや苦戦しながらも、0―0で折り返した。

 日本は52分、中村が左サイドをドリブルで突破し、クロス。鈴木が頭で合わせて先制した。

 57分、オマーンがDFラインから長いボールを日本ゴール前へ。GK川口と相手FWが競り合い、こぼれたところを拾われ、無人のゴールへシュートされたが、カバーに入った田中が体に当てて防いだ。

 ペースをつかんだ日本は中盤でボールを保持し、左サイドを中心に相手を崩しにかかり、追加点は奪えなかったが、何度も好機をつくった。

 守備でも、中沢が高さだけでなく、判断力も発揮してオマーンの攻撃をはね返した。

 日本のスタメンは、GK川口(ノアシェラン)、DF田中(磐田)、宮本(G大阪)、中沢(横浜M)、MF福西(磐田)、小野(フェイエノールト)、加地(F東京)、三都主(浦和)、中村(レッジーナ)、FW高原(ハンブルガーSV)、鈴木(鹿島)。

2004/10/12(火) 集団自殺 埼玉と神奈川でネット心中 計9人が死に急ぐ
埼玉県皆野町と神奈川県横須賀市で12日朝、若い男女計9人が車内で自殺しているのが見つかった。いずれも車はレンタカーで、車内には練炭の入った七輪が見つかった。警察は状況などからインターネットによる集団自殺の可能性が高いとみている。皆野町では2週間前に4人が練炭自殺したばかり。若者はなぜ、死に急ぐのか。
 7人の遺体が見つかった皆野町の現場は、蓑山(みのやま)中腹の県立美の山公園に向かう途中の雑木林に囲まれた駐車場。車は3列シートで、運転席に女性1人、2列目に女性2人と男性1人、後部座席には男性3人が死んでいたという。エンジンはかかっていなかった。車内からは練炭の入った七輪4個が見つかり、いずれもほとんど火が消えていたという。
 現場から300メートルほど離れた所にある宿泊施設「いこいの村美の山」の男性職員は「公園につながる道路でこんなことがあるとは」と驚いていた。別の職員は、先月28日、男女4人が集団自殺した場所も同町だったため「ここばかり自殺の現場になるとは」と言葉少なだった。11日夜は登山客ら25人が宿泊したが、いずれも予約客だったという。
 ネットを使った集団自殺は昨年2月11日、埼玉県入間市のアパートで無職男性(24)、24歳と22歳の女性の計3人が七輪を使って自殺していたことが報じられてから、連続して発生。3月に三重県で3人、徳島県で3人がそれぞれ車内で七輪などを使って自殺、山梨県では4人が自殺を図ったが未遂に終わった。
 警察庁のまとめでは、ネットによる集団自殺は、昨年1年間で12件起き、34人が死亡した。今年も6月までに5件11人が死亡している。山梨県での未遂では、互いの自殺を手助けしたとして4人が自殺ほう助未遂容疑で書類送検された。
 最近では、先月28日の皆野町の集団自殺のほか、今月5日には東京都奥多摩町で21〜34歳の女性4人が練炭を燃やし自殺を図ったが、駆けつけた警察官に保護され、一命を取りとめた。

10月絵日記の続き


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