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2004/10/13(水)
日本、W杯最終予選に進出…オマーンを1―0で下す
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サッカーの2006年ドイツワールドカップ(W杯)アジア1次予選で、日本代表は13日、オマーン代表と敵地で対戦し、鈴木のゴールで1―0と競り勝ち、来年の最終予選進出を決めた。来月17日にシンガポール代表と1次予選の最終戦を戦う。
日本は立ち上がりからピンチの連続。開始3分、右FKに遠いサイドにオマーン選手が飛び込み、シュート。ゴール左に外れたが、あわや失点という場面だった。
オマーンは前への意識が強く、運動量も豊富で、両サイドから早めのクロスを入れ、さらにはこぼれ球もつないでぶ厚い攻めを披露。対する日本は、中沢らDF陣が中央ではね返すが、攻撃では中盤でボールをつなげず、カウンターを仕掛けるが形にならない。
しかし、日本は次第にペースをつかみ、30分過ぎから好機をつかむ。31分、相手DFのミスを拾った高原がシュートするが、これはGKに防がれた。
前半終了間際には、スルーパスを受けた高原が抜け出したが、シュート直前にDFにクリアされた。日本はやや苦戦しながらも、0―0で折り返した。
日本は52分、中村が左サイドをドリブルで突破し、クロス。鈴木が頭で合わせて先制した。
57分、オマーンがDFラインから長いボールを日本ゴール前へ。GK川口と相手FWが競り合い、こぼれたところを拾われ、無人のゴールへシュートされたが、カバーに入った田中が体に当てて防いだ。
ペースをつかんだ日本は中盤でボールを保持し、左サイドを中心に相手を崩しにかかり、追加点は奪えなかったが、何度も好機をつくった。
守備でも、中沢が高さだけでなく、判断力も発揮してオマーンの攻撃をはね返した。
日本のスタメンは、GK川口(ノアシェラン)、DF田中(磐田)、宮本(G大阪)、中沢(横浜M)、MF福西(磐田)、小野(フェイエノールト)、加地(F東京)、三都主(浦和)、中村(レッジーナ)、FW高原(ハンブルガーSV)、鈴木(鹿島)。
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