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2004/10/11(月)
西武が2年ぶり15度目のリーグ優勝
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プロ野球、パ・リーグのプレーオフ第2ステージ(5試合制)、ダイエーvs西武第5戦は11日、福岡ドームで行われ、西武が延長10回の末、4−3で競り勝ち、3勝2敗として、2年ぶり15度目のリーグ優勝を決めた。伊東監督は就任1年目での胴上げ。
試合は、ダイエー新垣、西武松坂の両先発で始まった。先制したのはダイエー。4回に城島が松坂の直球をとらえ、先制のソロ本塁打を放った。しかし西武は6回、疲れの見え始めた新垣を攻め、代打・石井義の適時二塁打と野田の犠飛で3点を挙げ、逆転した。ダイエーは土壇場の9回、1死三塁から柴原の左前打で同点に追いついたが、西武は延長10回、犬伏の犠飛で再度勝ち越し、最後は石井貴が締めた。
◇伊東監督優勝コメント 「勝因は選手全員の頑張り」
就任1年目で、西武を2年ぶり15回目の優勝に導いた伊東勤監督のコメント
第1ステージからこういう展開ばっかりだったので、最後は開き直って、腹くくって、石井貴を送りだした。うちの1年の戦い方が今日に凝縮している。
監督1年目で、勝てるとは思ってなかった。選手、スタッフ、ファンの方々に感謝している。こういう展開でとにかく疲れて、胴上げも実感がなかった。
第1ステージからこういうゲームばかリだったので、選手たちには、「苦しい戦いを勝ち抜いてきたから勝てる」と選手には言ってきたけど、まさか勝てるとは思ってなかった。
(逆転勝ちだったが)どういう形であれ勝ってくれたことに感謝している。お立ち台に上がることはまったく想像してなかった。最後までもつれることは想像していたけど、本当に勝てるとは思ってなかった。
無理な注文も選手にはしていたけど、よくついてきてくれた。感謝している。(若手が多いが)1試合、1試合、力をつけてくれた選手たちは1人前に扱っていいと思う。勝因は全員で頑張ってくれたこと。選手に助けてもらうばっかりで、僕をよく引っ張って暮れた。すごい試合ばかりでお客様も満足できたと思う。正直言って、プレーオフで頭いっぱいで、今日勝ったことの喜びをかみ締めてから日本シリーズを考える。
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