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2004/10/01(金) <中日>5年ぶり6回目セリーグ優勝 落合監督、就任1年目
プロ野球セ・リーグで中日ドラゴンズの5年ぶり6回目のリーグ優勝が1日、決まった。優勝マジックナンバーを「1」としていた中日は、ナゴヤドームで広島に2―5で敗れた。しかし、2位のヤクルトも巨人に4―6で負けたため、ヤクルトが残り8試合に全勝しても、中日を抜く可能性がなくなった。
 本拠地ナゴヤドームでの胴上げは初めて。満員の4万500人が見守る中、就任1年目の落合博満監督(50)は、高々と5度宙を舞った。
 中日は本塁打数12球団最少の打線を、リーグ最強の陣容を誇る投手力でカバー。バントや機動力を駆使した手堅い試合運びを見せ、6月下旬から首位の座を一度も明け渡さなかった。2リーグ制になった1950年以降で、新人監督の優勝は球団史上初めて。
 中日は50年ぶりの日本一を目指し、16日開幕の日本シリーズでパ・リーグ覇者と対戦する。
◇選手全員が成長
 中日・落合博満監督の話 投手を中心に守りで1年間戦い抜くしかないと思っていた。選手が昨年10月から練習に耐えて耐えて全員がここまで成長してくれた。感謝したい。負けて胴上げは一生忘れないでしょう。でも日本シリーズでは必ず勝って胴上げしたい。またみんなで喜びを分かち合いましょう。
 ▽豊蔵一セ・リーグ会長 これまでの実績にとらわれず、力のある選手を積極的に起用。投打とも抜てきされた若手、中堅が勝負どころで活躍し、監督の期待に応えた。就任早々ユニークなチーム作りで話題をまいたが、終始「落合流」を貫き、1年生監督とは思えないほど巧みな選手起用で力を引き出した手腕に、敬意を表します。


■落合流貫き1年目で優勝 自主性、適材適所、研究心

開幕前の宣言通り、落合監督が就任1年目で中日を優勝に導いた。ゴール間近。ストライキなど、グラウンド外の出来事に悩まされはしたが、自らに課した仕事はきっちりとこなした。
 口には出さない。だが、いつかは監督をやりたいと思っていた。昨年10月に中日から要請があった際、ほぼ即答で受諾。その時、受話器を通して「キャンプは6勤1休。1、2軍合同で」など、落合流の方針を早くも伝えていた。その場しのぎのトレードや外国人補強を断り、現有戦力の育成で、優勝を目指す。その青写真はユニホームを着る前からできていた。
 秋季キャンプ初日に「やったやつだけが生き残る。好きに練習すればいい」と突き放すような言葉で強制はせず、選手の自主性を重んじた。誰にでもチャンスを与え、公式戦に出場した選手は支配下選手70人の8割を超える。
 選手には「チームの犠牲になる」ではなく、「自分の力を発揮する」よう説いた。力を出しさえすれば、そこから先は自分の仕事。例えばチャンスで打席に立つ打者に「真っすぐを思い切り振って、それがフォークだったら仕方ない」とアドバイスすることで狙い球を絞らせた。3度の三冠王を獲得した大打者の助言は、緊迫した場面で選手の硬さをほぐし、迷いも払しょくした。
 「やるのは選手。おれはかじ取りをするだけ」。選手には「一芸」を求め、バントは川相、守備で英智、代打で高橋光…、と適材適所で使っていった。
 ある監督経験者は優勝の要因を「新監督は目新しいことをして自分を見失う人が多いが、落合は周囲に惑わされなかった」と分析した。
 野球への研究心は誰にも負けない自負がある。7月には球団幹部に、来季のキャンプ構想を持ち掛け、ペナントレースと平行して次への布石も打った。ユニホームを着ている間は、常に目指すは日本一。次は球団50年ぶりの日本一に挑む。


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