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2005/10/18(火)
古田、兼任監督受諾「大変な仕事…全力尽くす」
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古田プレーイングマネジャー誕生!! 監督就任を要請されていたヤクルト・古田敦也捕手(40)が18日、東京・東新橋のヤクルト本社を訪れ、多菊善和球団社長(69)と会談。約2時間に及ぶ話し合いの末、就任要請を正式に受諾した。
選手兼任監督は、70−77年に南海を率いた野村克也氏(シダックス監督)以来、実に29年ぶり。監督としての契約は2年。
選手としては単年の契約となる。すでに伊東昭光投手コーチ(42)のヘッドコーチ就任が内定しているが、コーチングスタッフの詳細については後日改めて発表される。
会談を終え、ヤクルト本社1階のロビーに姿を現した古田は、晴れやかな笑顔を見せた。
「大変な仕事なんですけれども、やらせていただくことになりました。個人的にはこういう大役をやってくれといわれるのは非常に光栄なこと。もちろん、体力面でも精神面でも大変だとは重々承知なんですけど、そういう期待に何とか応えたいと思っております。初めてのことなので、どこまでできるかわかりませんが全力を尽くします。スワローズファンには期待していただきたいと思います」
また、古田がファンサービス充実のために求めていた、外部からのイベントの専門家の招聘(しょうへい)も快諾された。
「今年、交流戦もあって各球場を見ましたが、12球団の中でも相当劣っている。球場内での面白さだけでなく、チケットの買いやすさなど、すべての面においてファンに迷惑をかけている部分がある。そのへんは社長の方も改善したいとおっしゃっていたので、チームを作ってファンのためにどういうことができるのか。神宮球場は制限も多いんですが、フロントの方と一体となって何ができるかを真剣に考えていきたい」と古田は話した。
秋季練習がスタートする25日には、新生・古田ヤクルトが始動。来季の球界の大きな目玉となることは間違いない。
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