Rukeの日記
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2005/02/27(日) サンデーメガネ
結局3Dメガネを注文してしまった。どうせもうぷらっとホームにもないだろうと思って
http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=detail&catid=28&kindid=117&itemid=401-10022&kword=
ここで1万円。これでまだぷらっとホームにあったり、近いうちに大量入荷とかなったら泣く。

ゲームの立体化も嬉しいけれど、前に使ってたEyeScreamみたいに簡単に制御できるといいな。

2005/02/24(木) リッタイシ
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20050226/newitem.html
ATIのビデオカードと液晶ディスプレイという組み合わせな時点で諦めていた3Dゲームの立体視。なんとそれができるという。ぷらっとほーむに一つだけ入荷。

一つだけって行ってみてなくなってたら悔しいなーと思いつつ検索してみたら、
http://www.gdex.co.jp/?mode=search&pattern=detail&catid=28&kindid=117&itemid=401-10022&kword=
ふーん、実はだいぶ前に発売なのか。その代わり値段が随分と違う。プラットホームは自主輸入だっけ?何かそんなのをして一つだけ仕入れたんだろう。わざわざ行くのもめんどくさいし、値段が高いとは思えないので通販しちゃうか。でも、3000円の差はちょっと大きすぎる。う〜ん。
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そういえば西尾維新の戯言シリーズが完結編に入ったらしい。はじめの数冊を読んで、後は読まなくなってたんだけど、ただあまりに伏線というかほのめかしている背景設定が多いので、最後だけ読もうって決めていたのが、不思議と読む気にならない。多分、いーちゃん(だっけ?)の本名がネット経由で分かればそれで満足しそう。
http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&inlang=ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=%90%BC%94%F6%88%DB%90V%81@%82%A2%81%5B%82%BF%82%E1%82%F1%81@%96%7B%96%BC&lr=
そうか今だに決定不能なのか。

2005/02/23(水) アメノイワヤト
何とも不思議な雰囲気を持った田中啓文先生の私立伝奇学園高等学校民俗学研究会シリーズがついに完結。
http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=1824236&x=Bこういうリンクもアフィリエイトとかいうのやっていると幾ばくかの金になるのだろうか。あんまりやる気がしないが。

さらに必要のない贅肉が削ぎ落とされて絶妙な作風になっている。うちのサイトの読書感想文に書いた一文を再掲。
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京極夏彦より薄くて京極夏彦と同じくらい面白くてたぶん京極夏彦よりやる気がない民俗学小説です(笑)。
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2005/02/21(月) ホムパゲ
某学校のとある”ほーむぺーじ”の作成を請け負っていて、その追加のお仕事が久し振りに来たので昨日今日とひたすら作業。あー疲れた。引き継いだデータがHOTALLという僕が中学の頃に富士通系の雑誌に良く出ていた今では誰も知らないソフトで作られていて、面倒なのでそのまま使用していたんだけど、ファイル名が大文字の画像ファイルへの参照が小文字になっていて、サーバにアップロードすると表示されなくなる問題に遭遇。その時は自分のミスかな?と思ったんだけど、調べてみたら、ソフト上で画像を張り込むとプロパティにはちゃんと大文字でファイル名が表示されているのに、ファイルとして保存した段階で小文字に変わってしまう。どうしようもないバグだ。Windowsではファイル名の大文字と小文字は区別しないといっても内部的には区別されている。つまり、ソフトウェアが意図的にそのような動作を行わない限り、ファイル名が小文字に揃えられるなんてことは起きない。プログラマ出てこ〜い。

疲れたのでジャッキーチェンのPROJECT AとかいうDVDを借りてきて見る。しかしPCでDVDを見ると何で2倍の時間がかかるのだろう。。。

2005/02/20(日) アルキメデスノゲンリー
文芸部の会合。何だか妙に酒の回りが速くて困った。
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昨日の個人指導で、アルキメデスの原理、つまり浮力について説明した。説明していて、これって随分と危なっかしい説明なんだなーと思った。今までどの生徒にもつっこまれなかったけど。

アルキメデスの原理は、空気中(水中でも可)に物体を置いたとき、そこを元々占めていた空気の重量の分だけ浮力を受けるというものだ。これは、以下のように説明される。

そこを元々占めていた空気はその重量の分の重力を受けていて、それにも関わらず静止していた。という事は周囲からその重力を打ち消すだけの浮力を受けていたはずだ。従ってその空気が別の物体に置き換わった状態では、重力はその物体の重量に見合う分が働くが、それとは別に先ほどと同じ大きさの浮力を周囲から受けるはずで、従って両者の大小で浮き沈みが決まる。

この説明は相当やばい。というのも、力が「及ぼされる側」には因らず「及ぼす側」だけによって決まると考えているからだ。そしてもちろん、重力にしろクーロン力にしろ力学で習う基本的な力は皆、両者の質量、あるいは両者の電荷に依存する。

ところがさらにまずいことに、この力が「及ぼされる側」には因らず「及ぼす側」だけによって決まるという考え方は僕らの日常的な直感に合致する。物を押そうとするときに、どれだけの力を使うかは人が主体的に決められる事だ。

つまりこの説明は重力やクーロン力に関する基本的な知識から考えて受け入れがたい物であるし、逆に、日常的な経験からは受け入れ易いために翻ってクーロン力や重力に対する疑念を抱かせる。

2005/02/17(木) ムゲンノウチュー
最近考えていること。
ポアソンの定理が時間並進だけでなく合同変換についても成り立つとしたら?同種粒子を区別しないとして、ある状態sから合同変換によってsにいくらでも近い状態が得られるとしたら?あるいは合同変換によってどんな状態でもそれに十分近い状態が得られるとしたら?主張を局所的にすれば十分成り立ちそうに見える。

この命題が成り立つとしたら、存在概念について深刻な哲学的な問題提起がなされもするし、同時に―矛盾しているようだが―存在に関するあらゆる哲学的にナイーブな問題が回避されるだろう。

2005/02/16(水) う〜ん
僕の某母校の入学試験で、

 夕やけ小やけの 赤とんぼ
 おわれて見たのは いつの日か
 
 以下略

の「おわれて」を漢字にしろ、という問題が出たらしい。
なるほどこの教科は「日本語」ではなく「国語」なのだなどと感心する点もあるのだけど、それでもやっぱりこのような一発ネタに近い出題は結局入試のギャンブル性を高めるだけで手放しに称賛できるものではないと感じる。何というか、この設問は受験生を試し、選別するというよりもむしろ、受験生を批判する目的で作られたように感じられてしまう。出題者の顔が思い浮かぶため殊更に。

2005/02/11(金) ハングゴー
韓国語の試験。
人って無力だね。

2005/02/03(木) ゴーセーケー
量子力学の特徴は線形性、特に部分系の合成がテンソル積になることとそれに由来する「もつれ」にある。これこそが量子力学の最も本質的な主張であり、非自明であって基本的な法則と見なし得るものだと思っていた。だけど、それはちょっと違うかもしれない。

つまり、ここで問題にしているのは、神様が二つの宇宙を管理していて、それらの合成系がどのような状態空間を張るかということではない。このような仮想的な合成操作に関する限りそれが直積であると考える事はそれほどおかしいことではない―かなりの偏見による物ではあっても。それはほとんど合成操作の定義をしている事と同じ事だ。

いずれにせよそのような考察に意味はない。重要なことは、系の合成や分離は物理的な操作であるという事だ。つまり、独立した系といってもそれは常に全宇宙に含まれる。従って、状態のもつれとか量子力学の状態空間たるヒルベルト空間の合成に関する問題は、むしろ全体系の独立した部分系への分離という文脈によって語られるべき問題であり、合成系が直積ではなくテンソル積になるという我々の直感に著しく反する量子力学の特徴的な性質は、世界の性質というよりは、むしろ証明あるいは説明されるべき物だ。

#しかもそれは大して難しくはなさそうなのでどこかに書いてあるだろう。というか、超選択則の逆を考えれば良いのか?

2005/02/01(火) ホタル
麻耶雄嵩の「蛍」をずっと放っておいたんだけど、ふと読み出した。そしたら、どうしても気になることがあって、結局ラストを先に見たら…、やっぱりそういうことか。

フェア、アンフェアを決める標準的なルールとして「地の文で嘘をついてはいけない」ってのは、メタレベルでの思考を排除するため(そうしないと無数の可能性が生まれて理詰めの思考が不可能になるから)の物だったはずで、字句通りの守りさえすればそれで良いというルールではないはずだと思うんだけど。。。

それに、この叙述トリックで喜んでくれるのは、○○が○なんだから答えは明らかだろうに登場人物達はどうして誰も気づかないんだ?という作者の思惑通りの地点に至って、なおかつそこを通り過ぎなかった人だけなわけで、対象が余りに狭すぎる。パズルを解くような姿勢で読んでいるわけではないほとんどの人にとって、この叙述トリックの存在は何の意味もなさない。


オーム社からよさそうな量子コンピュータの本が出ていて、買ってみた。引用文がなかなかしゃれていて、例えば量子多ビットの章の冒頭に「ヒルベルト空間は大きい」とある。非常に格好良い。
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http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2005/02/01/halleffect/
異様にまともな科学記事。しかも興味深い。


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