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2004/07/15(木)
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警告 諸君が出しているホームページには、教養学部の語学教育に使用されている教科書が無断で全文翻訳され、また関連教材が無断で転載されている。 この行為は、教養学部で行われている語学教育の効果を著しく減殺するものであって、到底認めることはできない。 しかも、この行為は、著作権法によって保護されている原著者の著作権または原著作を編集した教養学部関係者の編集著作権を侵害するものであって、刑法上の犯罪に該当する恐れが強い(著作権法119条)。 このような行為が教養学部の学生によって行われていることは看過できない。直ちにホームページから、該当個所を削除することを強く求める。 ---------------------------------- こういう文書が送られてきてall-todai.comに掲載されていた統一授業用の英語テキストの全訳が削除された。
このような主張が純粋に企業的な視点から、つまり、教育機関ではなく教育産業としての大学の売り物から勝手に副産物を作り万人に向けて公開することで大学の権利を侵害している、という主張ならば現行法上は文句はない。大学教育が、学士号という資格を与える資格をもつだけの、単なる塾に成り下がろうというのなら、私は嫌だが、それは止めようのない大きな流れであるから仕方がない。
しかしながら、このような主張が教育の名の下に行われるならばそれは教育の冒涜だ。いかなる状況であろうとも、情報や学習方法を制限することが教育に繋がる等という考えは最も下劣な勘違いであり、傲慢そのものだ。対話を通じての学習方法のアドバイスは大いに結構だが、社会、国家や教育者からの実効力を持つ学習方法の制約は、資格の認定方法などを通じての間接的なもののみであるべきだ。
この全訳の掲載に関する各論は時間を見つけてまた書きたいと思うけれど、とにかく、まるでクローン兵生産を議論しているかのような教育論議にはいい加減うんざりだ。 ------------------------------------- http://www.ecat.sony.co.jp/headphone/product.cfm?PD=10012&KM=MDR-IF540RK こいつの購入を検討中…。しかし高い。
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