Rukeの日記
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2004/03/02(火) アクルヒマデクルマニクルマレル
車って難しい…。明日も教習あるよ。。。憂鬱。。。とか思いつつ、次の予約取れたのが一週間後というのは、それはそれで辛いところ。続けて練習した方が上達早いのは確かなんだよね。。

どうやら休み中に仮免なんて無理そう。
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ホイールって嫌いだ。これは、一部のMacユーザが2ボタンマウスを否定するのとは違う感情だと思う。実際のところ、スクロールバーというGUI部品が他のGUI部品に比べて群を抜いて直感的なインタフェースでありながら、また飛びぬけて使いにくいということは、自慢じゃないがホイール付きマウスが出るより遥かに前から(というか多分初めてコンピュータに触れた直後から)認識していたと思う。

#自慢じゃないが、と書いたら100%自慢で、ただの婉曲だよね。。。というか、これは自慢できると思う。まあ多くの人が同様に感じたからホイールが出てきたことを思えば、皆同じことを思っていたのかもしれないけれど。

ただ問題なのは、特定の機能に大して場当たり的に解決策を提供したとしても、もちろんそれは、できるだけ多くの人ができるだけ多くの場面で恩恵を受けられるように選ばれるのだろうが、それは決して根本的な操作性の改善にはならないということだ。

このホイールという代物は、購買意欲を刺激すること、さらにはほとんど発展性のなくなったマウスという市場を再び活性化すること、そういった事を第一に作られた代物で決してユーザの操作性を真剣に考慮して作られた物ではない、そのように直感的に感じたのだ。

#昨今のキーボードの異様なまでのキー数の増加も、ただのソフトウェア、ただの新機能に対する「技術」「テクノロジ」といった言葉の濫用も同じ理由から常に懐疑的に見ています。

こいつは絶対、十分市場が飽和したタイミングで、水平方向スクロールの機能を持たせたマウスを大体的に出してくるぞ、そしてマスコミもそれを煽るぞ…、と思い続けてはや数年。意外にももうそういった方向には進まないか、、と思った矢先、出たのがチルトホイール。

もうね、爆笑。スクロール方向を垂直に限らないなら、ボールとかスティックとか、自然に任意方向スクロールができる仕組みがいくつか思いつく。また一番単純なアプローチとしては水平方向用ホイールを付けるというのもある。当然私はそういった製品を想定していた。実際、このような製品は一部のメーカが実際に売り出しています。しかしマスコミはあくまで色物扱いをする。

で結局、「ボールとかスティックとかまともなアプローチは先行商品がある」「ホイールって意味無かったじゃんと言われないため」という最高に本末転倒な理由から、まずホイールありきの素晴らしいデバイスが誕生したわけだ。しかも今までのマウスをちょっと変更、というわけにはいかないから市場の活性化もばっちり。似非付加価値の創出万歳。マスコミもちゃんと、ポインティングデバイスの新しいブレークスルーであるかのように報道する。

まあ資本主義社会を選ぶ、というのはこういうことなんだなーと、考えさせられます。

で、まともな解決策を提示すると、それは、マウスのボタンに特定の機能を持たせず、自由に割り当てられるようにし、その一つの選択肢として何らかの使いやすいスクロールの手段を提供する、これに尽きる。

実際、本当に操作性がめちゃくちゃ重要になるデザイン業界をターゲットとするような、あほみたいに多くのボタンがついているマウスには必ずこのような機能を提供するドライバがついてきます。

また、Microsoft自身が提供するIntelliPointでもちゃんとこのようなカスタマイズが可能です。そして特に中ボタン(ホイールクリック)のデフォルトが「オートスクロール」です。

実はこのオートスクロール機能は私の理想にすごく近い。WEBブラウジングしている時など大活躍である。そしてこれを使っているともう本当に、「ホイールって何のためについてんの?」と思えてくる。

第一、ホイールクリックってすごく使いにくい。ホイールクリックをしやすくしてあるマウスではホイールを回したときボタンが押下されやすく、そうでない場合は、ホイールクリック時にホイールが回ってしまう。

このオートスクロール機能だけ提供して、ホイールは単なる中ボタンにしてくれた方がよっぽど便利なのだ。

さて、そのオートスクロールだが、なんだかよくわからないことがある。WEBブラウザや、多くのアプリケーションで使えるのだが、Explorer,ペイント等主要アプリで有効でない。また、IntelliPointを特に入れなくともちゃんと使える。このような機能はOSのデフォルト動作、アプリケーション個別の実装、ドライバによる提供、の三つが考えられるがいずれもしっくりこない。

いずれにしろ、Explorerですらこれが有効でないのは不便だ。昔使っていた光物のマウスについてきたドライバは、各ウインドウのスクロールバーを探して、勝手にメッセージを発行する、という機能をちゃんと持っていて、任意のウインドウでこの機能を使えた気もするし、昔のIntelliPointでもできた気がするが、とにかくIntelliPoint5ではどうにもならない。
#というか、IntelliPointは4から5になって、なぜか多くの機能を削った

そういうわけで色々探しているのだが、
http://members.jcom.home.ne.jp/0718057904/
これが、ちょっと完璧ではないにしろ、まあ十分便利に使えるようだ。その上「左クリックしながら右クリック」でスクロールモードになる。こうなるともう本当に「ホイールって何のためにあるの」である。

#ただしこのソフトによるスクロールは上記の「オートスクロール」とは異なり若干操作性が劣る。「オートスクロール」が任意のアプリケーションに対して使えればホイールの操作性を完全に超えると思うが、このソフトウェアではそこまで便利に感じるかは個人差があると思う。


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