Rukeの日記
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2003/08/30(土) スリーピィー
6時間ほど線形代数のお勉強。ランクというものを始めてちゃんと勉強した気がする。履き出し計算は計算量が多くて嫌だ。

う〜ん、なんかしばらく超勉強モードで、日記がつまらんなあ。来週試験が終わったら何か面白いことをしたいなあ。

http://www.e-cardmodel.com/pepakura-ja/
ペーパークラフトコンテストの詳細早くでないかな。

某悪友の日記を見て思ったこと
http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/derodero/?Y=2003&M=8&D=27
蜘蛛はいるとどーのとかいなくなるとどーのとか朝の蜘蛛は殺すなとかいろいろあるけれど、ゴキブリってそういうのがない気がする。やっぱり昔から嫌われ者だったのかな。(近代になって庶民の生活に出現したってオチだったらつまらんな)
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http://news.fs.biglobe.ne.jp/news/photo/jj030822-1431417.html
アシモフがロボットという造語を生み出した人の銅像に献花したそうだ。

なんだか、21世紀になってから最近ロボット、ロボットと世間がうるさく、日本の産業力の象徴的な扱いをされている。しかし、このどこがロボットだ?としばしば思う。高度なメカトロニクスに人間似の外装を着せて無理してロボットと呼んでいるだけに思える。毎年行われるロボットコンテストなども、単なるメカだ。もっとも、例えば自動車工場などで使用されている高度な工作機械などもずっとロボットと呼ばれてきたわけで、ロボットという言葉の使われ方自体に問題があるわけではない。しかしながら、21世紀になって鉄腕アトムができていないことへのわけのわからない焦りと、IT時代に乗り遅れて目玉商品がもはやなくなってしまった日本産業のメンツを維持しようとする精神が見え隠れする気がしてならない。

かつては、ロボットコンテストにおけるロボットという言葉も、競技に使用する自作のメカのちょっとしゃれた言い回しという程度に認識されていただろう。しかし最近では、日本の高度な産業力の象徴としてのアシモなどのロボットがまずあり、ロボットコンテストは、そのような日本の産業を担う技術者達のタマゴの大会である、というような感覚が生まれている。そして、画面に映っているのはあくまで自作のラジオコントロールされるマシンにすぎないのに、なんとなくそれ以上のものを見ている気になってしまっている。番組も、なんとなくそういうふうに作られている。そういう、微かな感覚がある。

ここでの``ロボット''は``産業''あるいは``工業''に置き換えうる。しかし、あえて``ロボット''という言葉を使うことで、``ロボット''なる言葉に付与された様々なイメージが不可避的に作用して、微かな幻想を作り出してはいないか。

アシモもそうである。そこにあるのは、高度な姿勢制御を行える二足歩行メカである。これは最先端の高度な技術なしには実現することは不可能なもので、また、空想世界におけるロボットにおいて不可欠であった二足歩行をついに現実的視野に持ち込んだという点で、ロボットの名を冠するにふさわしい。そこにはなんの他意も存在しないだろう。そしてアシモを見る一般人とて、アシモが鉄腕アトムがごとき意思を持たないことなど正しく承知している。

しかしそれでも、我々はなんとなくアシモに、アシモ以上のものを見ていないだろうか。しばしば指摘されるマスコミの情報操作、その範疇には到底入らないだろうけれど、あらゆる人の持つ微小な幻想が積み重なって、ロボットという言葉に奇妙な齟齬が生まれてはいないだろうか。

これは単なる感覚、言葉に対する感覚にすぎない。しかし世紀末を通り過ぎて、確かにロボットという言葉は、決していかなる学問でも扱えない形で確かに変容したのだと思うのである。


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