Rukeの日記
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2003/08/20(水) ヴァリデイター
最近多くのページで見るようになった
http://www.w3.org/Icons/valid-html401
この画像。これに疑問を感じる。

HTML正しく記述されているかを検証するものは色々ある。検証の目的そのものでは、HTMLではAnother HTML-lintが最も人気があるだろうが、やはり本家のお墨付きがもらえるという意味でhttp://www.w3.org/で利用できるHTML Validatorは一定の地位がある。んで、先ほどの画像は、この検証を通ると、
To show your readers that you have taken the care to create an interoperable Web page, you may display this icon on any page that validates.
と言われるのである。

しかし、これ、たいした物ではないとはいえ、お墨付き的な意図で使われる以上、たとえ正しくないHTML文書でも使用することができるのは問題ではないだろうか。もちろんデジタルデータであるから本質的に、勝手な利用は阻止できないが、せめて、cgiでHTMLを検証して、正しければこの画像を出力する、等とするべきではないだろうか。

*もちろん、HTML文書のリクエストに応答するたびにcgiでHTML文書を検証するなどというとんでもない負荷に耐えられるサーバなど、世界中探しても無いだろうが。つまり、ここでの主張はこのようなアイコンを提供するのは思慮が足りないのではないだろうか、ということである。

別に私は、誰か悪いやつが、正しくないHTML文書でこの画像を使用するかもしれない等といっている訳ではない。問題になるのはむしろこの画像を正しく使おうとする場合である。

大抵のページというものは大規模な更新(デザインの変更、目玉コンテンツの追加等)以外にちょくちょく書き換えられる。そのたびに一々HTML Validatorにかけるのはだんだんと面倒になってくる。それで「この程度の変更で間違いが生じるわけがない」などといって検証を怠る。ところが、往々にして間違いは起こるのである。特にHTMLは少々の間違いに対し柔軟であるように設計されている。これはユーザのためであって、ブラウザは仕様に忠実な実装が求められるが、実際にはこれを逆手にとって適当に実装されている。このため間違いに気付きにくい。

このため先ほどの画像を表示しているページがいつのまにか間違ったHTMLとなり、そのうちに気付いて慌てることになる。

ローカルに何らかのlintを入れている場合を除いては結構このような経験をした方は多いのではないだろうか。ちなみにいうと厳密にいうとサーバにアップロードし、検証させ、正しいのを確認して、Valid HTMLアイコンを表示するようHTML文書を修正し、これをさらにアップロードすると、この最後の段階で誤っているのにValid HTMLアイコンを表示している可能性が必ず生じることになる。数学者などは必ずさらにもう一度検証させているに違いない(そうしたとしても、短い期間だが、誤っているHTML文書にValid HTMLアイコンを表示してしまう可能性は排除できない)。

そんなわけで私の作成した全てのページではValid HTML?とかValid CSS?などというアンカーを用意して、クリックすると検証が行われるようにしてあるのである。

実の所AAA!CAFEに移って広告が表示されるようになったので、このようにしておいて正解だったのである。このアンカーをクリックするとでかでかと
This page is not Valid HTML 4.0 Strict!
と表示されるのはかっこ悪いことこの上ないが。

ところでHTML Validatorにはリファラを参照してそのチェックを行うcgiサービスがある。それでページのテンプレートにこのcgiへのリンクを記述しておくと、それぞれのページごとに記述をしなおす必要はなくなる。

一方CSS Validatorにも同様のcgiサービスがあるのだが、こちらはなぜか日本語のページから飛ぶときちんと表示されない。何故だろう?
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validatorつながりで
http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~chiraki/Jyousyo.html
こんなのを。
http://openlab.ring.gr.jp/k16/htmllint/htmllint.html
にかけてみよう。
これ、Hn要素がA要素の中に入っているのは、単に、それができないって事を知らないだけなのか、と思っていたのだけれど(HTMLはユーザが仕様に従わないことについては寛容であるから、揚げ足取りしても意味が無い)色々見ているとどうもHnをフォントサイズ指定だと思っている節がある。
http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~una/toppage.html
ここなどはもっとすごい。
http://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~quenitox/
ここは最狂


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