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2003/12/12(金)
キショーチョーニワザワイアレ
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なんですか今日の天気は。
今日の実験は一瞬で終わって試問の待ちが長いどうしようもなく退屈な物だった。レーザを使った精密測定だから興味深いものではあるのだが…。
自衛隊派遣が決まったらしい。これ自体に思う所はいろいろあるけれど、でも、それ以前に、仮にも戦争への軍隊派遣であるにしては、この決定は異様に、異常に遅い。もう始まってから、いや、終結して”復興”に移ってから一年以上経っている。
結局の所、なんだかんだ強がりを言いながら、一番自衛隊を出したくないのは当の小泉総理であり、現政権なのだろうな、と思う。自衛隊を派遣して、ひいては憲法改正の足がかりにするぜ!という急進的な考えを持つ与党対それを牽制する野党という図式が表向き見えるけれど、結局の所は色々なしがらみで身動き取れなくなっている政府/与党と、そこをねちねち突っつく野党という感じなのだろう。
だいたいこの件に関してアメリカはやけに日本に寛容だ。同盟国に軍事支援を要求して、結論が一年間先延ばしにされつづければ僕だったらキれる。結局の所この自衛隊に関する何やかんやは、イラクでの戦争と並行して行われている全く独立した一つの政治なのだろう。
他にも、報道のレベルではイラクで大量破壊兵器が見つからない、という話は随分とクローズアップされたけれど、そして実際アメリカと対立した国々は一応その点を追及したけれど、それでも結局、このような戦争に大義名分が必要であるなどと思っている政治家は(国際舞台に出てくるレベルでは)どこの国にも一人もいないようであるところとか、本当に悲しくなる。
この戦争に対する考え方はいろいろあるのだろうけれど、少なくても政治のレベルでは、誰もが、当のイラク人のことは何とも思っちゃいない。
その上このような状況は特別な物では決してなく、政治というのはいつの時代もこうだったし、またこれからも、こうでなければやっていけないのだろう。
本当に嫌な話だ。
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