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2003/10/01(水)
イーシーシー
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東大のコンピュータ環境が一新されるそうだ。 http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/announce/2003/09/24_nextsystem.html
わーい、わーい。Mathematicaが使える〜〜。
しかし、iMacの筐体はディスクレス端末としては確かに適しているかもしれないが、使える環境としてMacをリストアップするのはどうかと思う。Unixしか提供しない今までの状況の方が素直で潔くて良い気がする。
確かに、WEBページを閲覧するためだけにも、一々Windowsサーバを使用する人がたくさんいる状況では、なんでもかんでもUnixというわけにはいかないのは確かだけれど、多くの学生は、大学が妙な拘りでWindowsを避けている、と思ってしまうだろう。そのような認識の広がりは非常に恐ろしい。
WindowsというOSは2000というブレークスルーを通過してなお、恒常性というOSに当然求められるべき性質を実現していない。このOSは今でもやっと個人の使用に耐えるというレベルでしかない。
前に、隣の端末を操作していた学生が「Emacs使いにくい!もっと高機能なエディタないのか!」と叫んでいた。人は「慣れ」という問題を無視して自分がふだんいる環境を普通だと思い込む。
次第次第に、不具合への最終的な対応がOSの再インストールである、という状況に疑問が持たれなくなっていく。恐ろしい。
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