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2006/06/16(金)
デヴュウ
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何デヴュウ?えへへ。
新橋演舞場デヴュウ。
いや、別に出演したわけじゃなく(あたりまえじゃ!)、 5月6月に何にも観に行けないのがやっぱりどーしてもつまんなくて、 お芝居のチケットを取ってしまいました。 しかも会社午後半休して行っちゃうという不良っぷり。 場所柄、見事なまでにおばちゃんが多かったよ………あ。 オレもだった。
演目:有吉佐和子原作『和宮様御留』 出演:波乃久里子、池畑慎之介、小川眞由美 他
TVドラマ化もされたため、ご存知の方もあるやも。 和宮ものはオレ、やたらと本を持っている。 子供の頃初めてその存在を知ってから、妙に心惹かれるものがある。 もしかして前世?うわ何をするやめr まあ、本人とはいわずとも、近くでお世話してた女官… もおこがましいなら下女でも婢でもいいんだけど、 何らかの関りがあったんではないか…って、思うのは自由(笑)
ああいう、新派?っていうの?のお芝居は初体験だったため、 楽しみ方がイマイチようわからんかったのですけれど、感想など。 序盤は廻り舞台で目まぐるしく場面が転換されるため、観てるこっちの目が回りそうでした。 袿袴におすべらかしのお衣装と鬘は大変そうでしたな。 席が花道近くだったため、ちゃんばらのシーンでは刀のちゃちさに思わず目を見張りました。 …て、何処見てんでしょーか、オレは。
内容を知った上で観ていたためか、舞台の演出がね…どうもこう、 オレの抱いていたイメージとはいまいちそぐわなかったです。 和宮の替え玉にされてしまう婢フキの気がふれてしまう場面なんか 客大爆笑なんだもん。 いや、確かにその場面は笑ってもいいけど、その笑いが悲哀に変わる瞬間がない。 結局その“おもしろい”流れのままにフキが死んでしまった時には、 心の中で『えーーーー?!』と叫んでしまいましたよ、オレ。 だいたいフキ役、なんで男なんだ…(それが新派クオリティ?) あれじゃ小梅太夫だよ!チックショー! 裏声で「あて、宮さんやおへんのえ?」て言われてもな…
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