るーべんの音楽日記
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最新の絵日記ダイジェスト
2005/04/09 『Ray/レイ』【DVD】
2005/04/01 ようやく出る『Pearl (Legacy Edition) 』
2005/03/23 ダウンしてました(^^;
2005/03/18 SCI / On The Cover
2005/03/17 The Rutles 2

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2005/01/21(金) Grimms / Sleepers
なかなか届かなかったため、引き延ばし作戦でお茶を濁していたんですが(^^;、昨日、英Enygma Graphicsから到着。
グリムズの3rdアルバム『Sleepers』(1976年)のリイシューCDであります。
http://www.enygmag.com/neil/grimms.htm

25日にはMSIから日本盤も出る模様。
今回は結構頑張ってて、輸入盤との価格差は340円程度ですから、歌詞対訳が欲しい人は日本盤で購入するという選択肢もアリですね。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1771642

グリムズ(GRIMMS)というグループ名は、ジョン・ゴーマン[G]、アンディ・ロバーツ[R]、ニール・イネス[I]、ロジャー・マッゴー[M]、マイク・マクギア[M]、ヴィヴィアン・スタンシャル[S]のラストネームの頭文字から付けられていますが、スタンシャルは結局参加しませんでした。
リヴァプール・シーン、スキャフォルド、ボンゾ・ドッグ・バンドという英国3大異端バンドの中心人物の集合体であり、ある意味、スーパー・グループ(?)だったと言えなくもない。(笑)

この3rdアルバムではマクギアが欠けてしまって「GRIM」ですが、3作中最もマトモなポップ/ロック・アルバムで、音的にはニール・イネスの『How Sweet To Be An Idiot』(1973年)に近い感じ。

1stと2ndの2in1『Grimms / Rocking Duck』など、すでに廃盤になっちゃったものもありますが、これでイネスの主要アルバムは一応CD化リイシューされたことになりますね。
あと、この周辺で未CD化の佳作は、スキャフォルドの『Fresh Liver』(1973年)と一昨日書いたヴィヴィアン・スタンシャルの『Men Opening Umbrellas Ahead』(1974年)かな。

2005/01/20(木) 今日はニール・イネスで
お茶を濁しておきましょう。(^^;
モンティ・パイソン第4シリーズ第3話から。
http://ruben.hp.infoseek.co.jp/dream.wmv

2005/01/19(水) ヴィヴィアン・スタンシャル
先日small_town_talkでスティーヴ・ウィンウッドの元奥さんのニコルのことが話題になりましたが、その時に添付した写真でスティーヴ&ニコルと一緒に写ってるのがヴィヴィアン・スタンシャル(やはり故人)。

この人、ものすごく有名なフィルム↓で大々的にフィーチャーされてるのに、何故かあまり知られてない。
http://ruben.hp.infoseek.co.jp/bonzo.wmv

ビートルズのファンて、ビートルズ4人のこと以外には興味がないのかなぁ。
おかげで1stソロ作『Men Opening Umbrellas Ahead』(1974年)がいつまで経ってもCD化リイシューされない。

ニール・イネスは後ろでキーボードに向かっていて、ここではほとんど写ってないですが、彼の場合、ラトルズで一気に知名度が上がって、ビートルズ・ファンにも結構知られるようになりましたね。

2005/01/18(火) 電池切れ(^^;
充電中。

2005/01/17(月) 疲れたぁ
雪かきで肩と腕が痛いよぉ。
寝ます。

2005/01/16(日) レイ・チャールズの自伝
来月のレココレは伝記映画の公開に合わせてレイ・チャールズを特集するとのことで、バイオグラフィのパートの原稿依頼があったんだけど、実は私、音はそこそこ持ってるんだけど、ちゃんとしたバイオグラフィ本やレイ本人の自伝を読んでない(=事実関係の検証が出来ない)んですよね。(^^;
映画も未見だし、これについては辞退させて頂きました。

改めて調べてみたんだけど、レイに関する本の翻訳って意外なことに現在までまるでなされてないんだよね。
今回の映画を機に、自伝本の邦訳くらいはどこかの出版社に出して欲しいんだけどなぁ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0306814315/

2005/01/15(土) ジェイムス・グリフィン(元ブレッド)死去
元ブレッドのメンバー、ジェイムズ・グリフィンが亡くなったそうです。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=8056

記事にもあるように、ブレッド時代にはデヴィッド・ゲイツの陰で正当に評価されていなかったグリフィンですが、2002年に1stソロ・アルバム『Breaking Up Is Easy』(1974)が日本でのみCD化リイシューされ、ソフト・ロック/シンガー・ソングライター・ファンを中心に再評価され始めていたところでした。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000065BBM/

このアルバムで発表された“She Knows”は、レイ・チャールズにカヴァーされ(1978年の『Love & Peace』に収録)、さらにそのヴァージョンを元にしたリチャード・マニュエル(ザ・バンド)の歌唱でも知られています(マニュエルの最後の録音)。

ご冥福お祈りします。

2005/01/14(金) Say It Loud! / A Celebration of Black Music in America
昨日、アマゾンの箱モノ・セール・コーナーを「どんなのがあるかなぁ」と見てたら、超特価ボックス・セット(^^;を発見!
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005NTQB/

これは買いですよ!(価格が直されちゃう前にね ^^;)

2002年に国内リリースされた際、レココレでレヴューしましたんで、その時の原稿を転載しておきます。
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1月号のアルバム・ガイド海外盤欄で紹介されていた、アメリカ黒人音楽史6枚組ボックス・セットが、ブックレットの日本語訳付きで国内発売になった。

1916年のスコット・ジョプリンの「メイプル・リーフ・ラグ」から94年のクーリオの「ファンタスティック・ヴォヤージ」まで、様々なレーベルにまたがる音源のライセンスをクリアして、ここに収録された曲は全108曲。ライノだからこそ可能となった企画だろう。
編纂の主旨も明確だ。プロデューサーたちによるライナーノーツにはこうある。「これは“ブラック・ミュージックのグレーテスト・ヒッツ”ではない。これは“ブラック・ミュージックの偉大なる勝利の話”なのだ」。
ルーツを探ろうといった企画ではないから、フィールド・ハラーから始まったりはしない。商業録音のみを追う。
白人優位のアメリカ社会の中で黒人たちがどう闘って来たか。その社会的位置付けがどう変化し、それに伴って音楽がどう変わっていったのか。そしてそのパワフルな音楽が、非黒人をも含む、人々の意識をどう変えていったのかを検証しようという、壮大な試みである。
活字メディアでのこうした試みはなされてきたものの、実際に音で綴ったものは音源の権利関係の壁に阻まれ、これまで実現されなかった。
各時代の黒人指導者たちの演説や黒人スポーツ選手たちのニュースなどを織り込み、実によく練られた選曲/編集。編纂に2年かかったというのも頷ける。

“グレーテスト・ヒッツ”という意図でまとめられたものではないと言っても、ここに収録されているのはいずれも黒人音楽史上重要なシンガー/ミュージシャンの名唱/名演ばかり。
“お勉強”といった意識抜きで聴いても楽しいはずだが、ブックレットを眺めながら聴き進めてゆくと、まるで重厚な大河小説を読んでいるような気分になる。
クライマックスはキング牧師の有名な演説「私には夢がある」を契機に一気に盛り上がる黒人運動の時代、ディスク[4][5]に並ぶ、高揚感あふれるソウル/ファンクとなるだろう。全編に漲る黒人音楽のしぶとくタフな生命力。まさに“黒人賛歌”だ。

2005/01/13(木) The Blues - A Musical Journey 【DVD】
マーティン・スコセッシの『The Blues - A Musical Journey』(ザ・ブルース ムーヴィー・プロジェクト)の日本盤DVDのリリースが3月4日に決定しましたね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006ZXES4/

日本盤はライブ映像28曲、約120分のボーナス・ディスク付き8枚組仕様。
アマゾン価格は20%OFFの¥22,344 (税込)。

米国盤が7枚組で¥15,443(税込)ですから、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000CBHOI/
価格的には結構頑張った方でしょう。

ちょっと大きな買い物になっちゃうけど、思い切って買っちゃおうかなぁ。

2005/01/12(水) サンディ・デニー入門盤
サンディ・デニーを聴いてみたくなったんだけど、5枚組BOXはちょっとなぁという方が結構居られるようですね。
すごく良いボックス・セットなんですが、ヴォリュームあるし、若干マニア向けなところも無きにしも非ず。>『A Boxful of Treasures』

全88曲中27曲が未発表となっていますが、これはあくまでこれまで全くの未発表であったトラックが27ヴァージョンあるということで、生前に発表された曲(ヴァージョン)となると88曲中30曲。実に88曲中58曲が没後に発掘されたアウトテイク/別ヴァージョンなんです。

良く知られた既発テイク、死後リリースされたアウトテイク/別ヴァージョン/ライヴ・ヴァージョン、今回新たに発掘された全くの未発表音源が、それぞれ約3分の1づつという構成なんですね。
かなりの有名曲でもオリジナル・アルバム収録の代表ヴァージョンではなく、別ヴァージョンで収録されてるものが多い。

てなわけで、初心者にはまずこの廉価のベスト盤がオススメ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006LWSD/

10曲はちょっと少ないんではないかと思われるでしょうが、サンプラーとしてはこの程度のヴォリュームがちょうど良いんじゃないかなぁ。
トータルタイムを計算してみると、約50分の収録時間になります。

他にも良い曲が数多くあるけど、69年のフェアポート・コンヴェンション“Who Knows Where the Time Goes?”から77年の遺作『Rendezvous』からの“I'm a Dreamer”まで、彼女のキャリアがコンパクトにまとめられていて、¥1,093という価格以上に良い内容だと思う。

また、この後に5枚組『A Boxful of Treasures』を買うことになったとしても、ダブるのは4曲だけなんですよね。
オリジナル・アルバムを揃えるのでなければ、ムダにはなりません。

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