|
2005/01/05(水)
“Free Bird”
|
|
|
英国のデジタル・ラジオ局Planet Rockのサイトが投票でまとめた“Top 100 Classic Rock Countdown”、10位までだとありきたりな印象ですけど、 http://www.barks.jp/news/?id=1000004557&m=oversea 全リストを見ると、なかなか面白いですね。 http://www.planetrock.com/100Countdown.asp 個人的には、30位のフリー“Wishing Well”と37位のシン・リジー“Waiting For An Alibi”がちょっぴり嬉しかったりします。
第1位のツェッペリン“Stairway to Heaven”についても、よくよく考えてみると結構スゴイことなんじゃないかなぁ。 だってシングル曲じゃないんだもん。 当時英米のヒット・チャートに入った曲じゃない、オリジナル・アルバムの中の一曲が堂々の一位というのは、60年代末〜70年代前半のロック・シーンが「アルバムの時代」であったことを裏付けている。
第2位のレーナードの“Free Bird”は74年にスタジオ版が全米19位、76年にはライヴ版が全米38位のヒットになっていますが、それにしてもこの人気の高さは驚きですね。 クィーン、パープル、サバス、イーグルスなどを押さえ、ツェッペリンに次ぐランクというのはスゴすぎ。
ただ私の記憶では当時それほどまでに人気があった曲じゃなかったように思うのね。 そもそもスタジオ版で9:10、ライヴ版だと14:18の長さの曲なんだから、シングル盤で聴いてた人なんてほとんど居ないのでは...。良いのは前半(歌=メロディ)じゃなく、後半(ギター=インスト・パート)ですしね。 長年に渡ってFM局で流され、その間に徐々に人気が高くなっていったんじゃないかなぁ。
ちなみに日本では当時まるでヒットしていません。 だから、10年ほど前にNiftyのFROCKを覗くようになって、この曲が広く知られていることにビックリしましたね。
|
|
|
|