|
2005/01/26(水)
ジェリー・ラガヴォイとジャニス
|
|
|
ジェリー・ラガヴォイという名前を初めて意識したのは、私の場合、ジャニス・ジョプリンの曲を書いてる人としてでした。 『チープ・スリル』、『コズミック・ブルース』、『パール』、どのアルバムにも必ずこの人が書いた曲が入ってたから、当時R&B/ソウルについて何も知らなかった高校生は、ジャニスのお抱えソングライターなのかと思ってた。(^^; それぞれの曲のオリジナル・ヴァージョンを聴いたのはそれからかなり経ってから。
ジャニスが歌ったラガヴォイの楽曲は5曲。
アーマ・フランクリン(アリサの姉さんね)の“Piece of My Heart”(心のかけら) ロレイン・エリスンの“Try (Just a Little Bit Harder)” ガーネット・ミムズ&ジ・エンチャンターズの“Cry Baby” エンチャンターズと別れたガーネット・ミムズの“My Baby” ハワード・テイトの“Get It While You Can”(愛は生きているうちに)
small_town_talkに書いたように、ライター・クレジットがNorman Meadeとなってる場合もありますが、これはラガヴォイのペンネーム。
ちなみに、私は鈴木啓志先生に倣って(^^;、「ラガヴォイ」と書いてますが、「ラゴヴェイ」と書かれてるライターさんも居られます。 スペルはRagovoyだから、素直に表記すると「ラゴヴォイ」になりますけど。(^^;
それにしても、ジャニスがこれほどまでにラガヴォイの曲に執着したのは何故だったんでしょう。 バイオグラフィなんかを読んでも、その辺りについて触れてるものがない。 ジャニスの場合、その“生き様”ばかりが取り沙汰され、音楽的なバックグラウンドを掘り下げたものがほとんどないんですよね。
|
|
|
|