るーべんの音楽日記
最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年1月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2005/04/09 『Ray/レイ』【DVD】
2005/04/01 ようやく出る『Pearl (Legacy Edition) 』
2005/03/23 ダウンしてました(^^;
2005/03/18 SCI / On The Cover
2005/03/17 The Rutles 2

直接移動: 20054 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 月 

2005/01/31(月) Schenker-Pattison Summit / Endless Jam
みのるさんから紹介して頂いて、アマゾンで内容を見たところ、こりゃオモシロそうだと、ついついクリックして(^^;、ショッピングカートに入れてしまったのがコレ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001Z49CE/

曲目はご覧の通り、ロック・クラシックス大会。

ヤードバーズ/ジェフ・ベック・グループの“Shapes of Things”、ジミヘンでお馴染みの“Hey Joe”、トラフィックの“Pearly Queen”、プロコル・ハルムの“A Whiter Shade Of Pale”、マウンテンの“Never In My Life”と“Theme For An Imaginary Western”(←オリジナルは昨日書いたジャック・ブルース『Songs for a Tailor』収録曲)、ロビン・トロワーの“Long Misty Days”、ロニー・モントローズも2曲で、モントローズ時代の“I Got The Fire”とガンマ時代の“Voyager”、フリーの“The Stealer”、そして最後はマイケル・シェンカー自身がUFO時代に取り上げていた、ウィリー・ディクスン作、ハウリン・ウルフのカヴァー“Built For Comfort”。

どのトラックからもオリジナルの60〜70年代ロック・ギタリストたちへのリスペクトが感じられるし、エインズリー・ダンバー(全曲叩いている)やレズリー・ウェスト(マウンテンの2曲にゲスト参加)もまだまだ元気一杯なのが嬉しいですね。
“Built For Comfort”をUFOのヴァージョンと聴き比べると、シェンカーの成長ぶりもよく分かります。

2005/01/30(日) クリームのリユニオン
クリームのリユニオン公演がいよいよ公式に発表されましたね。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=8150

「あんま興味ないなぁー」という方もいらっしゃいますが(^^;、クリームによって“扉を開かれた”私らの世代にはやはり気になります。

クラプトンしか聴いてない方々は、彼のキャリアの一過程としてしか捉えてないから、「円熟したブルーズ・ロックを期待できそうだ」なんてズレたコメントしてますが(^^;、前にも書いたように、クリームは“エリック・クラプトン・トリオ”じゃなかったんですよね。

『Eric Clapton』(1970年)だけじゃなく、『Songs for a Tailor』(1969年)、『Ginger Baker's Air Force』(1970年)を聴けば、クリームがどういうバンドだったのかよく分かるでしょう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008A8LI/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00019FWG2/

これほどまでに音楽志向の異なる三人がよく一緒にやってたもんだと呆れる。
クリームのスリリングな魅力はそこにあったんです。
クラプトンのブルーズ・ロック志向に沿って破綻無くまとまっちゃったら、それこそ面白くも何ともないよね。

2005/01/29(土) マウンテン
アマゾンへの発注の時点では「3〜5週間以内」となってたんで、発送は来月半ば過ぎだろうと思っていた『Mountain Live (Road Goes on Forever)』。在庫があったらしく、もう届いちゃいました。

早速聴いてみたら、一昨日small_town_talkに書いた「“from original master tapes”の表記があるから安心=音が良いとは言えない」「音質の保障になるのは、リマスターしたエンジニアの名前がちゃんとクレジットされてるかどうか」というCDの典型であった。(苦笑)
レーベルは英BGOで1997年のリリース。ちゃんと“Licensed courtesy of Sony Music UK Ltd”の表記があり、盤には“Remastered at Sound Recording Technology, Cambridge”とあるんだけど、エンジニアの名前は記載されてない。

まあ、もともとの音がそんなに良いとは言えなかったんだけど、レンジは狭いし、こもり気味で、どの辺りがリマスターなんじゃい!といったクォリティ。
2003年に本家ソニーが出したリマスター盤『Climbing!』と『Nantucket Sleighride』はかなりの音質改善がなされてるとのことですが、このライヴ盤は何故かリイシューされてなくて、入手可能なのはBGO盤(このレーベルのカタログは結構いいんだけどね)だけだから、しょうがない。

音質はともかく、久しぶりに聴いたライヴ版“Nantucket Sleighride”はやはり良かった!
レズリー・ウェストってたぶんレスポール・ジュニアから最高の音色を引き出したギタリストだと思う。
聴いてるうちに欲しくなっちゃった。>レスポール・ジュニア(^^;

でもマウンテンて基本的にはフェリックス・パパラルディがすべてをコントロールしてたグループなんですよね。
レスポール・ジュニアを使うよう指示したのもパパラルディ。彼が考える理想のバンド・アンサンブルに最も適したトーンのギターだったらしい。
だからマウンテン以前や解散後のレズリーはほとんどこのギターを使ってない。

パパラルディはクリームのプロデューサーだったから、マウンテンはよく比較されたけど、ライヴ・バンドとしてはそんなに似てないのね。マウンテンはクリームのスタジオ録音の方を発展/拡大したプログレッシヴ・ハード・ロック・バンドだったんです。

それとパパラルディって、実は60年代グリニッチ・ヴィレッジ・フォーク・サークルから出てきた人で、人脈的にはウッドストック派とも繋がってる。
この辺り、もうちょっと掘り下げて考察すると面白そうな気がするんだよなぁ。

2005/01/28(金) 英Proper
まだ知らない方が多いようなんで紹介します。
現在最も良心的なレーベルの一つでしょう。

英Properは、著作隣接権の保護期間(現在ほとんどの国が50年)[※注]を過ぎた歴史的録音からマスター・テイクのみを、きちんとリマスターした上で録音順に収録、丁寧なデータとライナーを付けて、廉価ボックスでリリースしている優良レーベル。

アウトテイク/未発表音源の発掘やコンプリート集の編纂といったマニアのための仕事は他所のレーベルに任せる。我々の役割は過去の素晴らしい音楽を安価で提供し、広く一般の人に楽しんで貰うこと。
そんな明快で潔いレーベルの方針/姿勢がどのタイトルからも感じられます。

おそらくは皆さんもコンプリート集について同様に感じてるんじゃないかと思うんだけど、普通に聴くには、同じ曲の別テイクがいくつも続いたり、出来の悪いボツ・テイクが度々出てくるのは鬱陶しいんだよね。
だからコンプリート箱を買っても実際にはほとんど聴かず、棚に飾ってあったり、部屋の隅に積み重ねてある。
聴きたくなると普通のコンピレーション盤の方をプレイヤーに放り込むのね。

ここが出してる箱は資料的価値を重んじるコレクター用ではなく、あくまで「聴くためのもの」として編纂されてるんです。(先に書いたように基本的なデータはちゃんと付いてます)

ダイナ・ワシントン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000666DS/

Tボーン・ウォーカー
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000630XA/

シスター・ロゼッタ・サープ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006OYM7/

ライオネル・ハンプトン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000051TPB/

ベシー・スミス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00062FMD2/

ワイノニー・ハリス
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000059RI3/

いずれも、取り敢えずはここの箱(どれも4枚組¥2,735)があれば、一番美味しいところは味わえちゃう。

2月にはロニー・ジョンスンの箱が出る予定ですし(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0006ZRX5O/)、他にも興味を惹かれる箱がいくつも見つかるはずですから、同社のサイトでカタログをご覧になるといいでしょう。
http://www.propermusic.com/

私は現在ベン・ウェブスターを注文中。(^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000630X9/
-----------------------------------------------------------------------------------------
※注:
現在これを70年に延長させようという動きが出ています。
http://www.wikiroom.com/copyright/?No_Extention

50年の保護期間ですら長過ぎるのに、どこまで欲深いヤツラだと呆れるしかない。
メジャーな映画会社/出版社/レコード会社が権利を保有する、過去のあらゆる作品を常にきちんとした形で誰もが手に入れやすい状態にしておいてくれるのなら良いけど、そんなことしないし出来ないでしょ。

今回断固反対を表明してるのは、活字媒体のインターネット・アーカイヴ“青空文庫”ですが、音楽だって無縁じゃありません。ていうか、そもそもこれを要望してるのはJASRAC=日本音楽著作権協会なんです。
業界が最も望んでるのは「著作権の保護期間の延長」というより、「“著作隣接権”の保護期間の延長」であることは明白。

せっかく良心的な独立系リイシュー・レーベル/コレクターズ・レーベルが増えてきているのに、著作権法が改定されて、著作隣接権保護期間が延ばされると、そうした動きを停滞させてしまう。
これまで1950年代初めの録音まで使えたものが、1930年代初めまでに限定されると、例えば、こういったコンピレーション盤↓は間違いなく作り難くなるでしょうね。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=886119
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1882568

日本が世界各国に先駆けて、著作隣接権保護期間70年にしたら、それに追随する国が出てくるでしょう。
そして英国がそうなれば、上記のようなレーベルもオシマイ。
まったくいいかげんにして欲しいな。

2005/01/27(木) “Grief Never Grows Old”
http://www.stevelevine.co.uk/publications/one_world/
ちょっときびしい言い方になっちゃうけど、はっきり言って、この曲たいして売れないと思うな。所詮シロウト(ラジオDJ)が作った楽曲。魅力ないもん。

「ウィー・アー・ザ・ワールド」は確かに参加メンバーの豪華さもあったけど、何といってもマイケル・ジャクソン/ライオネル・リッチー作の楽曲そのものが良かったから大ヒットしたんですよね。
ボブ・ゲルドフ/ミッジ・ユーロ作の「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス」も同様。
多くの人がこれなら金出してレコードを買ってもいいと思うクォリティを備えた、プロフェッショナルな楽曲だったから売れた。
純粋に慈善活動としてレコード買った人なんかいないでしょうな。

いくら「私はノーギャラで録音に参加しました」と言ったって、実際にCDが売れなきゃ義援金は出てこないんだから、参加ミュージシャンたちもただ漫然と歌ってるんじゃなく、もっと売れるように改作してあげるとか、あんなにダラけた作りじゃなく、メリハリが出るような構成やアレンジのアイディアを出してあげるとかすべきだったでしょう。

賛同したのならそこまでやれよってことですね。バリー・ギブなんか売れる曲作りのプロ中のプロなんだし。
この種のチャリティ、そこに「名前を連ねる」ことで誠実さをアピールしようというシンガー/ミュージシャンが多いような気がする。(ウィンウッドがそうだと言ってるんじゃないんで、誤解なきよう ^^;)
まあ、輸入CD規制問題の時、反対声明リストに名前を連ねた、メディア関係者の中の何人かにも同様のことを感じたけどね。(^^;

行動が一番早かったことに関しては褒めてあげたいけど、結果的にはこっちの方が手っ取り早かったみたい。
http://www.barks.jp/news/?id=1000005044

-----------------------------------------------------------------------------------------
昨日の日記に付記:

ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーが“Piece of My Heart”(心のかけら)を取り上げた経緯だけは明らかになっています。
この曲を彼らに紹介したのは、ジェファスン・エアプレイン〜ホット・ツナのベーシスト、ジャック・キャサディ。
なるほどと思うでしょ。

2005/01/26(水) ジェリー・ラガヴォイとジャニス
ジェリー・ラガヴォイという名前を初めて意識したのは、私の場合、ジャニス・ジョプリンの曲を書いてる人としてでした。
『チープ・スリル』、『コズミック・ブルース』、『パール』、どのアルバムにも必ずこの人が書いた曲が入ってたから、当時R&B/ソウルについて何も知らなかった高校生は、ジャニスのお抱えソングライターなのかと思ってた。(^^;
それぞれの曲のオリジナル・ヴァージョンを聴いたのはそれからかなり経ってから。

ジャニスが歌ったラガヴォイの楽曲は5曲。

アーマ・フランクリン(アリサの姉さんね)の“Piece of My Heart”(心のかけら)
ロレイン・エリスンの“Try (Just a Little Bit Harder)”
ガーネット・ミムズ&ジ・エンチャンターズの“Cry Baby”
エンチャンターズと別れたガーネット・ミムズの“My Baby”
ハワード・テイトの“Get It While You Can”(愛は生きているうちに)

small_town_talkに書いたように、ライター・クレジットがNorman Meadeとなってる場合もありますが、これはラガヴォイのペンネーム。

ちなみに、私は鈴木啓志先生に倣って(^^;、「ラガヴォイ」と書いてますが、「ラゴヴェイ」と書かれてるライターさんも居られます。
スペルはRagovoyだから、素直に表記すると「ラゴヴォイ」になりますけど。(^^;

それにしても、ジャニスがこれほどまでにラガヴォイの曲に執着したのは何故だったんでしょう。
バイオグラフィなんかを読んでも、その辺りについて触れてるものがない。
ジャニスの場合、その“生き様”ばかりが取り沙汰され、音楽的なバックグラウンドを掘り下げたものがほとんどないんですよね。

2005/01/25(火) Mountain Live (Road Goes on Forever)
グランド・ファンクだのフリーだのと話をしてたら、同じ頃に聴いていたマウンテンが無性に懐かしくなって、とりわけ「ナンタケット・スレイライド」を聴き返したくなった。

手許にあるCDは中古で拾ってきた同タイトルのスタジオ盤(リマスターじゃないヤツ)。
取りあえずコレを聴いたんだけど、やはりあの17分のライヴ・ヴァージョンの方を聴きたい。
でも『暗黒への挑戦』は当時友だちから借りて聴いていたから、LPも持ってない。
結局、アマゾンに注文しちゃった。困ったもんだ。>自分(^^;
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000072DY/

-------------------------------------------------
昨日の日記にちょっと補足しておくと、要は今や「正規ルートで流通している=正規盤」という公式は通用しなくなってるということですね。

先に話題になったRhino HandmadeやHip-O Selectといったインターネット通販限定レーベル、ミュージシャン自らのサイトで熱心なファンだけに通販している盤(ジャムバンド勢のほとんどがそうだし、ザッパ、クリムゾン、ピート・タウンゼント、オールマン・ブラザーズなど、あまりに多くて挙げ切れない)、さらには熱心なファンがミュージシャンの許諾を得て製作/ネット販売してるケース(ニール・イネスなんかはこれね)など、一般の小売店には流通してないけど、いずれもれっきとした“正規盤”。
逆にタワーやアマゾンやHMVで堂々と“ブート”が売られている。

こうした現状を分かっていないと、don Sanovさんの英国の知人の方のような誤解が生じちゃうんです。

2005/01/24(月) Captain Beefheart / Live N Rare
これは昨年入手してたんですが、ハーフ・オフィシャル盤(つまりほぼブート)です。正規の流通ルートで売られているからといって、必ずしも“オフィシャル”ではないといういい見本。

コレクター向きアイテムでしかないシロモノだったから、ここには書かなかったんですが、例によってMSIがバカ高い日本盤を出すようなんで、一応内容を紹介しておきましょう。
UK盤↓ ¥2,550
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1787230
日本盤↓ ¥4,410
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1614881

収録曲は以下の通り。

Disc [1]
1. Abba Zabba (London 74)
2. Ashtray Heart (Manchester 80)
3. Bass Solo (Manchester 80)
4. Beatle Bones 'N' Smokin' Stones (Portsmouth 75)
5. Big Eyed Beans From Venus (Manchester 80)
6. Old Black Snake (Bickershaw 72)
7. Crazy Little Thing (London 74)
8. Dirty Blue Gene (Manchester 80)
9. Electricity (Leicester 73)
10. Flavor Bud Living (Manchester 80)
11. Gimme Dat Harp Boy (Knebworth 75)
12. Golden Birdies (Manchester 80)
13. Grow Fins (Bickershaw 72)

Disc [2]
1. Her Eyes Are A Blue Million Miles (Manchester 80)
2. Hot Head (Manchester 80)
3. My Human Gets Me Blues (Manchester 80)
4. Nowadays A Woman's Got To Hit A Man (Manchester 80)
5. One Man Sentence (Manchester 80)
6. One Red Rose That I Mean (Manchester 80)
7. Orange Claw Hammer (Knebworth 75)
8. Safe As Milk (Manchester 80)
9. Sheriff Of Hong Kong (Manchester 80)
10. Suction Print (Manchester 80)
11. Sugar 'N' Spikes (Manchester 80)
12. Abba Zabba (Bickershaw 72)
13. Click Clack (Bickershaw 72)

1980年のマンチェスター録音以外は、一応は“オフィシャル”(隊長のもとに印税が行ってるらしい)の『London 1974』(Movie Play Gold MPG 74025)や『Magnetic Hands - Live in the UK 72-80』(Viper CD011)に収録の音源と同じもので、それらよりも音質が落ちます。

つまり16曲だけがレアといえばレアなライヴ音源ですが、カセット・テレコによるオーディエンス録音で音も良くない。
このマンチェスター公演は、やはり同社が出してる『Merseytrout - Live in Liverpool 1980』(Ozit-Morpheus BF4003)収録のリヴァプール公演の翌日。だから演奏内容もほぼ同じ。
『Merseytrout』を持ってる人には不要だろうし、完全収録じゃなく、曲順もメチャクチャ。
さらには録音データも全く載ってないんだよね。

てなわけで、私が調べた録音日とパースネルを書いておきます。
これでほぼ間違いないはず。

Bickershaw 1972/05/07
Bill Harkleroad [Zoot Horn Rollo] (g)
Elliot Ingber [Winged Eel Fingerling] (g)
Mark Boston [Rockette Morton] (b, g)
Roy Estrada [Orejon / Audi Hon] (b)
Art Tripp [Ed Marimba] (ds, per)
Don Van Vliet [Captain Beefheart] (vo, sax, harmonica)

Leicester 1973/05/01
Bill Harkleroad [Zoot Horn Rollo] (g)
Alex Snouffer [Alex (Pyjama) St. Claire] (g)
Mark Boston [Rockette Morton] (b, g)
Roy Estrada [Orejon / Audi Hon] (b)
Art Tripp [Ed Marimba] (ds, per)
Don Van Vliet [Captain Beefheart] (vo, sax, harmonica)

London 1974/06/09
Dean Smith (g)
Fuzzy Fuscaldo (g)
Michael Smotherman (kbd)
Paul Uhrig (b)
Ty Grimes (ds)
Del Simmons (sax, clarinet, flute)
Don Van Vliet [Captain Beefheart] (vo, sax, harmonica)

Knebworth 1975/07/05
Elliot Ingber [Winged Eel Fingerling] (g)
Greg Davidson [Ella Guru] (g)
Bruce Fowler [Fossil / Old Hat] (air-bass, trombone)
John French [Drumbo] (ds, per, g)
Jimmy Carl Black [Indian Ink] (ds, per)
Don Van Vliet [Captain Beefheart] (vo, sax, harmonica)

Portsmouth 1975/12/01
Elliot Ingber [Winged Eel Fingerling] (g)
Denny Walley [Feeler's Reedo / Walla Walla] (g)
Bruce Fowler [Fossil / Old Hat] (air-bass, trombone)
John French [Drumbo] (ds, per, g)
Don Van Vliet [Captain Beefheart] (vo, sax, harmonica)

Manchester 1980/10/30
Jeff Moris Tepper [Jeff Tapir / White Jew] (g)
Richard Snyder [Midnight Hatsize] (g, b)
Eric Drew Feldman [Black Jew Kittaboo] (b, syn, p, mandolin)
Robert Williams [Wait For Me] (ds, per)
Don Van Vliet [Captain Beefheart] (vo, sax, chinese gongs, kbd)
+ Gary Lucas (g)

まったく! 妙なニックネームばかりで書くの大変じゃわい。(笑)

ちなみに私の盤は全世界6,000枚限定の“607”番(←手書きになってます)。
こんなクズを正規盤みたいに装って売るなよ!>MSI
レココレ来月号のザッパのレヴューには書かなかったけど(^^;、すっかりオカシクになっちゃったね、この会社。

2005/01/23(日) Jerry Ragovoy
2003年のハワード・テイト“再発見”で驚いたのは、私の場合、テイト本人よりも、プロデューサーのジェリー・ラガヴォイがまだ生きてたってことですね。(笑)

音楽関係者の人名事典などでは、60年代の裏方ホワイト・ソウル・ブラザーとして、ジェリー・ウェクスラーやバート・バーンズに次いで重要な伝説的プロデューサーと書かれる人物。
1935年生まれだから今年70歳ですね。

ラガヴォイが手掛けたシンガーでとりわけ有名なのがガーネット・ミムズと先のハワード・テイトですが、アーマ・フランクリンの「ア・ピース・オブ・マイ・ハート」(ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーがカヴァー)やアーマ・トーマスの「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」(ストーンズがカヴァー)などの作者としても有名。
68年に日本でも大ヒットした、南アフリカの女性シンガー、ミリアム・マケバの「パタ・パタ」のプロデューサーでもあります。

76年にボニー・レイットの『ストリートライツ』をプロデュースした辺りを最後に名前を見かけることがなくなっていたのが、一昨年ハワード・テイトと共に復帰したわけですね。

2005/01/22(土) ハワード・テイト!
small_town_talkでこの人の話題が出ましたが、ヴォーカルが素晴らしいのは勿論のこと、なんたって髪型がスゴイ!(笑)

1月絵日記の続き


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.