るーべんの音楽日記
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2004/09/07(火) Gallagher & Lyle
アップル・レコード専属のソングライティング・チームとしてキャリアをスタートさせた“田舎版レノン=マッカートニー”、マッギネス・フリントやロニー・レインのスリム・チャンスといった“英国版ザ・バンド”のメンバーとして活躍したマルチ・プレイヤー、72年からはデュオで活動する“英国版サイモン&ガーファンクル”でもあった。
簡単に言っちゃうと、ベニー・ギャラガー&グレアム・ライルはそんな人たち。

McGuiness Flint - McGuiness Flint (1970)
McGuiness Flint - Happy Birthday Ruthie Baby (1971)
Benny Gallagher & Graham Lyle (1972)
Willie and the Lapdog (1973)
Seeds (1973)
Ronnie Lane with the band Slim Chance - Anymore for Anymore (1974)
The Last Cowboy (1974)
Breakaway (1976)
Love on the Airwaves (1977)
Showdown (1978)
Lonesome No More (1979)

デュオ名義のオリジナル・アルバムは8タイトル。しかしながら、なかなかリイシューされず、これまでCDで簡単に入手出来たのは、95年に出たコンピレーション盤『The Best of Gallagher & Lyle』と、99年に出たBBC音源集『Live in Concert』くらいだったんですよね。

それが今年になり、キャピトルから出た72年の1stを除く、7タイトルがまとめてCD化リイシューされ、更に74年のラジオ放送用スタジオ・ライヴ音源『The River Sessions』(音質/内容共にBBC音源を越える、素晴らしい未発表音源)も出されて、ようやく再評価が始まりました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/sim-explorer/explore-items/-/B00019RALM/

『Willie and the Lapdog』『Seeds』『The Last Cowboy』の3作はすでに日本盤もリリースされており、レココレ9月号でもレヴューされていますが、いずれも甲乙付けがたい名盤揃い。
ブリティッシュ・フォーク・ファンからの評価が高いのは、この3作や同時期の『The River Sessions』ですが、とにかく良いメロディを書く人たちで、AOR化した70年代後半のアルバムにもそれぞれ最低1〜2曲は名曲といえるトラックがあります。
アート・ガーファンクルにカヴァーされた“Breakaway”などはその中でも超名曲でしょう。

そんなわけで、いきなりオリジナル・アルバムを揃えるのは躊躇われるという人は、『The Best of Gallagher & Lyle』から聴かれるのもいいかも。価格も安いしね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00002MHW3/

なごみ系の音楽を探してる人にオススメ。


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