るーべんの音楽日記
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2004年9月
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2004/09/27(月) Voices and Poetry of Ireland
ヴァン・モリスンのファン・サイトで知った本なんですが、10月4日に廉価で再版されるようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0007195958/

アイルランドの人々に愛されている数々の詩を集成したものであり、それを朗読したCDが3枚付いているんですが、その朗読者たちが政治家、舞台俳優/映画俳優、映画監督、作家、歌手/音楽家、画家/デザイナー、ジャーナリスト、法律家、スポーツ選手と実に多岐にわたっているんですよね。

最も気になるであろうロック・ミュージシャン勢では、シネイド・オコナー、ボノ(U2)、パディ・モロニー(チーフタンズ)、ボブ・ゲルドフ(ブームタウン・ラッツ)、コアーズのメンバーたち、それにもちろんヴァン・モリスンなど。(俳優では007のピアース・ブロスナンも入ってます)

音楽は一切ないポエトリー・リーディングですが、これがなかなか面白い。
原詩を見ながら朗読を聴いていると、それぞれの声質や発声、リズムからその人間性が垣間見えるような気がします。

そして何よりも感動的なのは、ここに参加している全員が自分たちの文化を愛し、誇りに思っていることが伝わってくること。
私たちは「文化を愛する」とわりと簡単に言うけれど、それが具体的にはどういう形になるのかということを示すことが出来る人はあまりいないと思う。
このCD付き詩集は「文化を愛する」とはどういうことなのかを教えてくれる、非常に良いサンプルと言えそうです。


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