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2004/09/29(水)
SMiLE
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今日届きました。早っ!
前にも書いたけど、私の場合、ブライアン信者じゃないから、『スマイル』への幻想はほとんどないし、ビーチ・ボーイズの最高傑作アルバムは『ペット・サウンズ』じゃなく『オール・サマー・ロング』だと思ってる人でもあるから、過度な期待なしに、あくまでも新録アルバムとして、わりと冷静に聴きましたが、それでもたて続けに3回リピートしてしまった。
“Heroes And Villains”、“Surf's Up”、“Good Vibrations”の3曲がキモになっていて、他の楽曲がガクッと落ちることは否めないと思うけど、こうやってトータルにまとめられたものとして聴くと、ブライアンがここで何を目指していたのかがよく分かりますね。 1966年夏の時点ですでにブライアンとヴァン・ダイク・パークスは“ロック・ミュージカル”を作ろうとしていたんですね。 挫折したのには様々な要因があったと思うけど、やはり当時としてはプログレッシヴ過ぎたプロジェクトだったというのが大きいでしょう。
ただ、個人的には、“Good Vibrations”は外して、ラストはやはり“Surf's Up”で締め括った方がアルバムのコンセプトがより明確になったんじゃないかと思うんだけど、皆さんはどう思われます? “Good Vibrations”て、どのアルバムのどこに入れても浮いちゃう曲なんだよね。 それだけ強力な名曲ということ。
ところで、これ、5.1chサラウンド・ミックスで出さないのかなぁ。 『ペット・サウンズ』DVD-Audioの5.1chミックスがすごく良かったから、是非これもDVD-Audioでリリースして欲しいな。
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