るーべんの音楽日記
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最新の絵日記ダイジェスト
2005/04/09 『Ray/レイ』【DVD】
2005/04/01 ようやく出る『Pearl (Legacy Edition) 』
2005/03/23 ダウンしてました(^^;
2005/03/18 SCI / On The Cover
2005/03/17 The Rutles 2

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2004/09/30(木) お休み
親戚のお葬式で出掛けます。

2004/09/29(水) SMiLE
今日届きました。早っ!

前にも書いたけど、私の場合、ブライアン信者じゃないから、『スマイル』への幻想はほとんどないし、ビーチ・ボーイズの最高傑作アルバムは『ペット・サウンズ』じゃなく『オール・サマー・ロング』だと思ってる人でもあるから、過度な期待なしに、あくまでも新録アルバムとして、わりと冷静に聴きましたが、それでもたて続けに3回リピートしてしまった。

“Heroes And Villains”、“Surf's Up”、“Good Vibrations”の3曲がキモになっていて、他の楽曲がガクッと落ちることは否めないと思うけど、こうやってトータルにまとめられたものとして聴くと、ブライアンがここで何を目指していたのかがよく分かりますね。
1966年夏の時点ですでにブライアンとヴァン・ダイク・パークスは“ロック・ミュージカル”を作ろうとしていたんですね。
挫折したのには様々な要因があったと思うけど、やはり当時としてはプログレッシヴ過ぎたプロジェクトだったというのが大きいでしょう。

ただ、個人的には、“Good Vibrations”は外して、ラストはやはり“Surf's Up”で締め括った方がアルバムのコンセプトがより明確になったんじゃないかと思うんだけど、皆さんはどう思われます?
“Good Vibrations”て、どのアルバムのどこに入れても浮いちゃう曲なんだよね。
それだけ強力な名曲ということ。

ところで、これ、5.1chサラウンド・ミックスで出さないのかなぁ。
『ペット・サウンズ』DVD-Audioの5.1chミックスがすごく良かったから、是非これもDVD-Audioでリリースして欲しいな。

2004/09/28(火) マイルスのワイト島ライヴDVD
マイルスの70年ワイト島フェスでのライヴ映像がDVD化されるようです。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7439

これまでは『ワイト島1970〜輝かしきロックの残像』で2分20秒ほど見れましたが、今回のは38分完全版。

それにしても、トータル120分の内、ライヴ映像は38分で残りは関係者のインタヴュー。それで4,935円(税込)という価格には参るなぁ。
米国盤ならかなり安いと思うんだけど、インタヴュー部分は字幕スーパーがないとキツそうだし、これまた悩むところですねぇ。

2004/09/27(月) Voices and Poetry of Ireland
ヴァン・モリスンのファン・サイトで知った本なんですが、10月4日に廉価で再版されるようです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0007195958/

アイルランドの人々に愛されている数々の詩を集成したものであり、それを朗読したCDが3枚付いているんですが、その朗読者たちが政治家、舞台俳優/映画俳優、映画監督、作家、歌手/音楽家、画家/デザイナー、ジャーナリスト、法律家、スポーツ選手と実に多岐にわたっているんですよね。

最も気になるであろうロック・ミュージシャン勢では、シネイド・オコナー、ボノ(U2)、パディ・モロニー(チーフタンズ)、ボブ・ゲルドフ(ブームタウン・ラッツ)、コアーズのメンバーたち、それにもちろんヴァン・モリスンなど。(俳優では007のピアース・ブロスナンも入ってます)

音楽は一切ないポエトリー・リーディングですが、これがなかなか面白い。
原詩を見ながら朗読を聴いていると、それぞれの声質や発声、リズムからその人間性が垣間見えるような気がします。

そして何よりも感動的なのは、ここに参加している全員が自分たちの文化を愛し、誇りに思っていることが伝わってくること。
私たちは「文化を愛する」とわりと簡単に言うけれど、それが具体的にはどういう形になるのかということを示すことが出来る人はあまりいないと思う。
このCD付き詩集は「文化を愛する」とはどういうことなのかを教えてくれる、非常に良いサンプルと言えそうです。

2004/09/26(日) Bobby Bland on Malaco
「最も好きなソウル・シンガーは?」と訊ねられると大抵は「ジェイムズ・カー、スペンサー・ウィギンス、それにO.V.ライトかな」と答えるんだけど、「最も好きなブルース・シンガーは?」と訊かれると答えに窮することが多い。
でも「最もよく聴くブルース・シンガーは?」なら、躊躇うことなく「ボビー・ブランド」と言えそうだ。
85年の移籍第一弾『Members Only』から、マラコでのアルバムは新作が出る度に欠かさずに買ってるもんなぁ。

現役ブルースマンの中で最も安定した活動を続けているのはこの人だと思う。
楽器をやらないから、ロック・ファンから注目されることは殆どなかったけど、それが却って良かったんでしょう。
ブランドは活動の場を黒人街以外に求めなかった。
だから、非黒人マーケットを意識したヘンテコなアルバムが作られることもなかった。
B.B.キングみたいにムラがないんだよね。
最もメインストリームに接近した、ABC/ダンヒルでの『His California Album』(1973年)ですらも、決してヘンなアルバムじゃない。それどころか、シンガーとしての魅力はデューク時代に勝るとも劣らないと思います。

ブランドの姿勢はデューク時代から一貫して変わっていないんです。「ブランドはデューク時代こそ最高」とは思いませんね。
ブルース・バラードの味わい深さや包容力ではむしろ年輪を重ね渋味が増した現在の方が上じゃないかなぁ。

でも困ったことに、ブルース名盤選の類(この種の企画には弊害もあると思うな)ではいまだにデューク時代のアルバムばかりセレクトされてるし、マラコでは『Members Only』くらいしか取り上げられないから、最新作を聴いてる人なんか少ない。
昨年出た『Blues at Midnight』にしたって、すごく良いアルバムなんですけどねぇ。

1985 Members Only
1986 After All
1987 Blues You Can Use
1989 Midnight Run
1991 Portrait of the Blues
1993 Years of Tears
1996 Sad Street
1996 "Live" on Beale Street
1998 Memphis Monday Morning
2003 Blues at Midnight

『Members Only』だけじゃなく、『Blues You Can Use』『Portrait of the Blues』『Years of Tears』あたりは是非聴いてみて欲しいなぁ。
「ブルースってホントに良いものですねぇ」としみじみ思えるはずです。

2004/09/25(土) だれが「音楽」を殺すのか?
音楽配信メモ(http://xtc.bz/)の津田大介さんの著書『だれが「音楽」を殺すのか?』が出ました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798107034/

レコード輸入権問題、CCCD、音楽配信サービスなど、ここ最近の音楽業界の動きを追ったものですが、たぶんほとんどの方はここに書かれているようなことはよく分かってるんじゃないかな。
とはいえ、現状を非常に分かり易くまとめてますから、問題点を整理したい方にオススメ。

2004/09/24(金) Phishのラスト・ライヴ
暫く前にダウンロードしておいた、フィッシュの8月14日、15日ヴァーモント州コヴェントリー、ニューポート・ステイト・エアポートでのライヴ音源を聴いて過ごす。
これは周知のとおりフィッシュのラスト・ライヴ。
http://www.barks.jp/news/?id=1000002056&v=f

かなり聴き応えあります。
http://sinapse.arc2.ucla.edu/streaming/smegs/wm.sugarmegs/ph2004-08-13soundcheck.wma
http://sinapse.arc2.ucla.edu/streaming/smegs/wm.sugarmegs/ph2004-08-14pt1.wma
http://sinapse.arc2.ucla.edu/streaming/smegs/wm.sugarmegs/ph2004-08-14pt2.wma
http://sinapse.arc2.ucla.edu/streaming/smegs/wm.sugarmegs/ph2004-08-15pt1.wma
http://sinapse.arc2.ucla.edu/streaming/smegs/wm.sugarmegs/ph2004-08-15pt1coventry.wma
http://sinapse.arc2.ucla.edu/streaming/smegs/wm.sugarmegs/ph2004-08-15pt2.wma
http://sinapse.arc2.ucla.edu/streaming/smegs/wm.sugarmegs/ph2004-08-15pt2coventry.wma

また、10月12日には昨年8月2日、3日に行なわれた大イベント“IT”フェスティヴァルの2枚組DVDがリリースされます。
Disc1はこれからPBSで放映される番組(90分)とインタヴュー、Disc2は150分ノーカットのライブ演奏で、トータル4時間半。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002Y4T9W/

2004/09/23(木) RealPlayer 10.5 日本語版
http://japan.real.com/rp70_30/?&src=ZG.jp.idx
とりあえずダウンロード/インストールしましたが、使い勝手がどう変わったのかはまだよく分かりません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040922-00000014-bcn-sci

2004/09/22(水) もうDVDが出るんだね
8月11日の日記(http://diary.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/ruben/?Y=2004&M=8&D=11)に書いた、映画『Festival Express』が11月にDVDリリースされます。
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000305ZDO/

劇場公開映画なんでたぶんリージョン1だろうとは思いますが、2枚組で$17.49はメチャクチャ安い!
日本盤だと5,000〜6,000円位にはなっちゃうんだろうなぁ。
悩みますね。

また、このFestival Expressからの未発表ライヴ音源を含む、ジャニスの『Pearl (Legacy Edition) 』が10月14日リリース予定になってます。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1832338

米盤の予約受付はどこでも始まってないから、日本先行リリースなのかなぁ。

2004/09/21(火) 本日は疲れ気味
日記はお休みして寝ます。

9月絵日記の続き


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