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2004/08/03(火)
Cruel to Be Kind
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2001年に出た『What Is So Funny About Peace Love & Understanding?』に続く、ブリンズリー・シュウォーツのBBC音源集第2弾。 3月末に出たものですが、先月入手しました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001QNOBU/
どうせ残りものだろうと侮ってはいけません。(実は侮っていた>自分 ^^;)
『What Is So Funny About Peace Love & Understanding?』の聴きものは、ゲストのフランキー・ミラー(vo)をフィーチャーした、ヴァン・モリスンの“ワイルド・ナイト”などの4曲でしたが、今回の目玉はニック・ロウ/イアン・ゴム共作のタイトル曲“Cruel to Be Kind(恋するふたり)”ということになるでしょうね。 シュウォーツのオリジナル・アルバムには入っていなかった曲で、後にニック・ロウが再録音。79年に英米共にポップチャート第12位のヒットになりました。(ちなみにイアン・ゴムも1997年の『クレイジー・フォー・ユー』でセルフカヴァーしてます) えねまさんも好きな曲に挙げられてましたね。 http://www.fsinet.or.jp/~eneman/MUSIC/pop/pop_C.html#Anchor1680112
このシュウォーツ版は、ニック・ロウの4枚組ボックス『The Doings』に収録されていた、Original Version (シングル“Little Hitler”のB面)とほぼ同じアレンジで、テンポも速め。 ヒットした『Labour of Lust』収録のテンポを落としたヴァージョンがやはり最高の出来だとは思いますが、この疾走感のあるシュウォーツ版も悪くないです。
また、その他の曲にはオリジナル・スタジオ・ヴァージョンよりも出来が良いものが多い。 さすがパブ・ロック・シーンを先導したバンドだけあって、ライヴで本来の実力を発揮してたことが分かります。(エキサイティングに煽ったりはしないけどね)
それにしてもポップで良い曲が多いなぁ。 ロウとゴムのソングライターとしての才能に改めて感服。
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