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2004/08/13(金)
アーマ、ダン・ペンを歌う
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実は私のamazon.co.jpのショッピング・カート、長いこと保留になっているCD/DVD/本が60点以上あるんですねぇ。(^^; で、たまに気づいてチェックしてみると、値段が上がっちゃってたり、廃盤/在庫切れになっていたり…。後になって後悔することがしばしば。
先日も覗いて見たら、カートに入れたまま忘れていて、このまま保留にしておくと廃盤になっちゃいそうなものを何点か発見。 一度に購入出来ないんで、とりあえずはリリースから4年経ち、そろそろヤバそうな、アーマ・トーマスの『My Heart's in Memphis: The Songs of Dan Penn』を買っておきました。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004WF59/
ラウンダーに移籍した当初の80年代には日本盤も出ていて、私も2〜3枚聴いていますが、最近の新録アルバムはまるで買ってない。 とは言っても、もともと好きな女性シンガーの一人だし、ダン・ペン作品集ということで、チェックしておいたんですね。 ところが、他に買いたいものが次々に出てきて、ほったらかしになっていた。
曲目は意外なことに有名なものが殆どなし。 全13曲中9曲がこのアルバムのために新たに書き下ろした曲で、残る4曲が過去に書かれたものみたい。 ジャニスが『パール』でカヴァーしていた、エラ・ブラウンの“A Woman Left Lonely”、ジェイムズ&ボビー・ピューリファイの“I'm Your Puppet”、ダン・ペン本人も録音している“Zero Will Power”、アーマが以前録音していた“If You Want It, Come and Get It”がその4曲ということになるのかな。 新曲もしみじみとした味わいのある良い曲が多いですねぇ。 当然ながら若干カントリー寄りですが、サザン・ソウルって元々そういうものだしね。むやみにシャウトしたりしない、アーマの丁寧なヴォーカルはすごく合ってます。上手いなぁ。
アーマというとニューオーリンズ時代かチェスに残したマスル・ショールズ録音ばかりが取り沙汰されるけど、新録も案外良いんですよ。
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