るーべんの音楽日記
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2004/07/22(木) Five Guys Walk into a Bar...
Amazon.co.jpに予約してあった、フェイシズの4枚組ボックス『Five Guys Walk into a Bar...』が届きました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001Z2R96/

優れたマスタリング、既発のベスト・トラックと未発表音源/レア音源(初リハーサルでの“Evil”[ハウリン・ウルフ]、BBCライヴからの“The Stealer”[フリー]や“Love in Vain”[ロバート・ジョンスン]など、意外な曲のカヴァーもあり)を巧く配した選曲、丁寧なライナーノーツとデータ記載、センス抜群のパッケージなど、さすがライノと毎度のことながら感心させられます。

ただ、従来の同社編纂のコンピレーションのように、トラックが録音順/時系列に並べられてはおらず、まるでランダムになっていますね。
イアン・マクレガンとしては、“過去のアーカイヴ”的な型にハマった配列を避けることで、理屈抜きで気楽に楽しめるものにしたかったのかも。
その方がこのバンドらしいしね。

MLで話題になったときに書きましたが、こいつらの魅力って、パブ・ロック/バー・バンド的なところにあるんですよね。
この英パブ・ロックの特質というのは、ちょっと微妙なんですが、アメリカ南部の音楽に憧れ、それをベースにしながらも、英国的な香りというか、英トラッド/フォークの哀愁味が残されているところ。

同時期のロッドの一連のソロ作やロニー・レインの『Anymore For Anymore』には、そうした英国的な哀愁味が顕著に出ていますが、私は一聴するとラフで荒っぽく聴こえるフェイシズにもそれを感じるんです。
こうした味わいはストーンズにはないんですよね。もちろんストーンズも大好きではあるんですが。


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