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2004/07/16(金)
オモチャでロックンロール!
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こんなアルバム↓ご存知ですか? http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B0000003J6/
このピアノサウルスというグループの『グルーヴィ・ネイバーフッド』(1987年)で使われてる楽器は総てオモチャ。 オモチャのピアノやギター、プラスティックのラッパによるホーンでロックンロールを演奏しちゃおうという、かなりムチャクチャな試みだけど、意外や意外、これがキワモノにはなってなくて、実にポップでいいアルバムなんですよね。 チャック・ベリーの“Memphis”、ジョン・リー・フッカーの“Dimples”、ボックス・トップスの“あの娘のレター(The Letter)”などのカヴァーも楽しい。
これを聴いてると、ロックンロールの楽しさの本質って、「バンドやろうぜ!」精神にこそあるんじゃないか、という小川真一さんの説に頷けたりもします。
当然ながら、こういうのは一回しか通用しないアイディアだから、このアルバムだけで消えてしまったようですが、そうしたはかなさもひっくるめてロックンロール。 誰にでもオススメ出来るというモノじゃないけど、聴いてみて損はないでしょう。 先のamazon.com↑で、試聴やmp3ファイルのフリー・ダウンロード(2曲)も出来ますので、お試し下さい。
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