るーべんの音楽日記
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2004/12/04(土) フランク・ザッパ命日
今年もこの日がやってきましたね。
1993年12月4日、最後のツアーに旅立ってから、もう11年も経っちゃったんだよなぁ。

我々が訃報を聞いたのは12月6日のことだったようです。
当時NiftyのFROCKフォーラムでは急遽「フランク・ザッパ追悼/臨時会議室」が設けられ、その後10日ほどの間に100件を越える発言が書き込まれました。

以下はその時の私の書き込み。
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00010/00106 HGE02026 るーべん 哀悼 Frank Zappa(1940-1993)
(18) 93/12/07 12:44

一晩経ったのに、まだ心にポッカリと穴が空いてしまったような感覚が残ったままです。
まるで文章が纏められず支離滅裂になりそうですがお許し下さい。

それは23年前、高校1年の夏頃だった筈です。
意識してロック・ミュージックを聴きだした中学時代からその名前だけは知っていた、マザーズ・オブ・インヴェンションのLPレコードを行きつけの店で見つけ、長いこと迷った末、なけなしの小遣いをはたいて購入したことが、すべての始まりでした。
その邦題は『マザーズ・オブ・インヴェンションの「自由な」世界』。
日本グラモフォン/ヴァーヴ、MV 1120、1,750円でした。

それまで聴いたことのない、奇妙であるにもかかわらず、共に口ずさめる親しさを持った曲調、驚くべきギター・ソロ。
そうした強烈な音楽性は勿論ですが、なによりも魅かれたのが、そこに展開されている痛烈な批判精神でした。
画一化された人間になるなよ、汚いものを見て見ぬ振りしてちゃダメだ!

ザッパは最後までこの姿勢を貫き通し、誠実に創作活動を続けました。
享年52歳。
その創作意欲と創造性は60年代〜この90年代まで全く衰えること無く、更なる偉業が望めたと思い残念でなりません。

ほんとに素晴らしい音楽の数々、そして様々なものの見方を教えてくれてありがとう、ザッパ。
安らかに眠って下さい。
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今日はやはり“Watermelon In Easter Hay”を聴きたいな。


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