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2004/12/30(木)
ロバート・ジョンスンは何故カベに向かって歌ったか?
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先日のECのホテルでの弾き語りについて、よく意味が分からないという方がいらっしゃったので、ちょっと補足。
1936年11月、ロバート・ジョンスンはサン・アントニオのガンター・ホテルの一室で初めて録音しました。 『King of the Delta Blues Singers Vol.2』のジャケットのイラストがその時の光景ですね。
このレコーディングで、何故かジョンスンは部屋の隅で壁に向かって歌ったのですが、当時の関係者の証言だと、これはシャイな性格だったためとされています。 でも私としては、ライ・クーダーの「音響効果のためだったんではないか」という説の方を取りたいですね。 ----------------------------------------------------------------------------------------- 昨日の日記に一点補足:
フェアポート・コンヴェンションの1st『Fairport Convention』(1968年)にクレジットされている“イアン・マクドナルド”は、当時のジュディ・ダイブルの恋人であり、その後ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ→キング・クリムゾン→マクドナルド&ジャイルズ→フォーリナーで活躍したイアン・マクドナルドじゃなくて、Ian Matthews MacDonaldつまりイアン・マシューズです。 ややこしいんでお間違えなきよう。(AMGでも間違ってる) たぶんマシューズ本人もよく間違えられたから、“イアン・マクドナルド”と名乗るのをヤメたんでしょうね。(^^; ----------------------------------------------------------------------------------------- そうそう、当時のサンディ・デニーの方にも面白い逸話がありますね。 68年にマザーズが渡英したとき、サンディはイケイケのグルーピーだったらしい。(^^; よっぽど嬉しかったらしく、翌朝「わーい、ザッパと寝ちゃったよぉ!」と友だちに電報を打ったそうです。(笑)
まあ、双方、若気の至りといったとこでしょうが(^^;、私はこの話好きだなぁ。 何よりも音楽を愛していたこと、それに共にヘヴィー・スモーカーだったこと以外、さして共通項がない二人が、36年前のある夜を共に過ごしていたんだよね。 そして今ではどちらも“伝説”になった。 天国で再会して、またヤリまくってるんじゃないかなんて想像すると楽しいね。(^^;;;
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