るーべんの音楽日記
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2004/11/12(金) Jethro Tull / Nothing Is Easy: Live at the Isle of Wight 1970
1970年のワイト島フェスティヴァルというと、すでにCDやDVDが出ているジミヘンやザ・フー、それにいよいよDVDでのフル・ヴァージョンが発売間近になったマイルス(http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00069FKN2/)が有名ですが、ジェスロ・タルもこのフェスティヴァルで素晴らしいステージを展開したバンドの一つ。
それが今回フル・アルバムでリリースされました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00067HPFK/

タルのオフィシャルなフル・ライヴ・アルバムとしては、この1970年8月録音が最も初期のものとなります。
4ヶ月前に、キーボードのジョン・エヴァンを加えた5人編成での3rdアルバム『ベネフィット』を発表したばかり。その音楽性がほぼ確立された時期であり、イアン・アンダースンの見てくれが最もこ汚かった頃ですね。(笑)

セットリストは、2nd『スタンド・アップ』(1969年)と当時の最新作『ベネフィット』からの曲が中心ですが、翌1971年発表の代表作『アクアラング』に収録される“My God”が早くもお披露目されています。ここでのアンダースンの鬼気迫るフルート・ソロは本盤の聴き所の一つでしょう。

その後のようなプログレ的展開はまだそれほど前面に出してなくて、勢いのあるハードな演奏が中心ですが、哀愁味のあるメロディとアグレッシヴなフルートは、当時の一般的なハード・ロックの定形から大きくはみ出ていて、一筋縄ではいかない偏屈バンドぶりが痛快。
少々荒っぽい演奏だけど、この若々しさ、溢れる熱気は魅力がありますね。

映像版(DVD)も出るというウワサがありましたが、無期延期になった模様。


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