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2004/11/30(火)
ビー・ジーズ
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そういやビー・ジーズのオリジナル・アルバムの日本盤CDって、ほとんどが廃盤になってたんですねぇ。 12月に再発されるそうです。(リマスターはされてない) http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7816
このタイミングを逃すと、またレココレでの特集が遠退くでしょうね。 さて、どうするのかなぁ。>レココレ
ビー・ジーズって基本的にシングル盤アーティストなんで、オリジナル・アルバムは作りが雑だなぁと思うんだけど、その時どきの音楽シーンのトレンドを頭の片隅に置いておいて聴くと、これが結構面白かったりするのね。 『ファースト』(1967年)なんかはモロに『リボルバー』『サージェント・ペパーズ…』だし、『トゥー・イヤーズ・オン』(1970年)あたりはCSN&Yの影響が出てる。
それとこのグループの場合、シングル・ヒットに恵まれなかった時期ほどアルバムの完成度が高くなるんですね。 バリーとモーリスの二人だけになった時期の『キューカンバー・キャッスル』(1970年)や、ヒットが出なくなったため、米国録音に頼った『ライフ・イン・ア・ティン・キャン』(1973年、ウェストコースト録音)が思いのほか良いんです。 特に『キューカンバー・キャッスル』は楽曲のツブが揃っていて、アルバムとしてのまとまりではかなりの上位に入ると思う。 ロビンのファルセット・ヴォーカルこそがビー・ジーズの魅力だという人には評価されてないアルバムですけど、ロビンのファルセットがしばしばクドく感じる(^^;、私には結構いけるんですよね。
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