るーべんの音楽日記
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最新の絵日記ダイジェスト
2005/04/09 『Ray/レイ』【DVD】
2005/04/01 ようやく出る『Pearl (Legacy Edition) 』
2005/03/23 ダウンしてました(^^;
2005/03/18 SCI / On The Cover
2005/03/17 The Rutles 2

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2004/11/30(火) ビー・ジーズ
そういやビー・ジーズのオリジナル・アルバムの日本盤CDって、ほとんどが廃盤になってたんですねぇ。
12月に再発されるそうです。(リマスターはされてない)
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7816

このタイミングを逃すと、またレココレでの特集が遠退くでしょうね。
さて、どうするのかなぁ。>レココレ

ビー・ジーズって基本的にシングル盤アーティストなんで、オリジナル・アルバムは作りが雑だなぁと思うんだけど、その時どきの音楽シーンのトレンドを頭の片隅に置いておいて聴くと、これが結構面白かったりするのね。
『ファースト』(1967年)なんかはモロに『リボルバー』『サージェント・ペパーズ…』だし、『トゥー・イヤーズ・オン』(1970年)あたりはCSN&Yの影響が出てる。

それとこのグループの場合、シングル・ヒットに恵まれなかった時期ほどアルバムの完成度が高くなるんですね。
バリーとモーリスの二人だけになった時期の『キューカンバー・キャッスル』(1970年)や、ヒットが出なくなったため、米国録音に頼った『ライフ・イン・ア・ティン・キャン』(1973年、ウェストコースト録音)が思いのほか良いんです。
特に『キューカンバー・キャッスル』は楽曲のツブが揃っていて、アルバムとしてのまとまりではかなりの上位に入ると思う。
ロビンのファルセット・ヴォーカルこそがビー・ジーズの魅力だという人には評価されてないアルバムですけど、ロビンのファルセットがしばしばクドく感じる(^^;、私には結構いけるんですよね。

2004/11/29(月) サンディ・デニー
ようやく体調が良くなってきたんで、音楽関係の情報をチェックしたら、サンディ・デニーの5枚組ボックスが日本盤でも出るんだって。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7809

英国では10月にリリースされたみたいだけど、気付かなかったんだよなぁ。>自分
この人のボックスというと、1986年に出た4枚組LP(3枚組CD)『Who Knows Where the Time Goes?』があるけど、今回の方が既発曲の選曲が良いし、未発表トラックも盛り沢山で、購買心をそそられますねぇ。

ちなみに、UK盤はamazon.co.jp↓よりも、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0004O5STA/
HMV↓の方が安いんですよね。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1793405

私の場合、それほど熱心なフェアポート・コンヴェンションやブリティッシュ・トラッドのファンじゃないんですが、サンディ・デニーは好きなタイプの女性シンガーに入ります。

この人の良さは、けれんのなさにあるのね。
妙なクセやアクは全くない。だけど、しっかりと芯があるヴォーカル。正統的に上手いヴォーカリストだと思います。
1971年、英メロディ・メイカー紙の最優秀女性ヴォーカリストに選ばれたのも、そうしたギミックのない、誠実な歌いぶりが評価されたんでしょう。

ソングライターとしても、フェアポート時代の“Fotheringay”(68年の『What We Did on Our Holidays』収録)や“Who Knows Where the Time Goes?”(69年の『Unhalfbricking』収録。それ以前にストローブズ時代にも録音しており、今回のボックスに収録されてるのはそちらのヴァージョン)を始め、良い曲が数多くあります。

これまでサンディ・デニーのヴォーカルを聴いたことがないという方はまずフェアポート・コンヴェンションの『Unhalfbricking』からどうぞ。紛れもなく名盤。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00007J36V/
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=387661
(これ↑もやっぱHMVの方が安いね。ただしHMVは2,500円以上でないと送料無料にはならないんで要注意!)

2004/11/28(日) まだダメだぁ (- -;
今日一日寝てたけど、まだ調子悪い。

2004/11/27(土) 具合わりいぞぉ (- -;
風邪がぶり返したみたいで体調最悪。

2004/11/26(金) 『永遠のモータウン』【DVD】
映画『永遠のモータウン (Standing in the Shadows of Motown)』のDVDがリリースされました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00062RJ9C/

劇場公開時に観逃した方は勿論必見だけど、ボーナス映像も充実してるんで、すでに観た方も改めて感動するんじゃないかと思います。
とりわけ、他界してしまった仲間たちへの思いが綴られた「間に合わなかったメンバー」は涙なくして観れない。
本編はdts5.1サラウンドで、音の良さも感動ものです。

それにしても、amazon.co.jpの2割引(約800円安い!)という価格も凄いなぁ。

2004/11/25(木) テリー・メルチャー死去
バーズやポール・リヴィア&ザ・レイダーズの一連のアルバムを手掛けたプロデューサー、テリー・メルチャーが19日に亡くなったそうです。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7786

この人の仕事でとりわけ有名なのは、上記の2グループやビーチ・ボーイズ最後のNo.1ヒット「ココモ」(1988年)のプロデュースですが、一部のマニアックな方々(^^;には、タジ・マハールとライ・クーダーのグループ、ライジング・サンズの幻のアルバム『Rising Sons Featuring Taj Mahal & Ry Cooder』、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000028Q5/
ソフト・サイケ/アシッド・フォークの隠れ名盤『Gentle Soul』、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008BXK1/
などで知られているでしょう。

ご冥福をお祈りします。

2004/11/24(水) 『Hey!!ブルースマン』完結
第一巻、第二巻の時にも書いたけど、第三巻(これで一応完結)が出たんで、また書いてしまおう。(^^;

山本おさむの『Hey!!ブルースマン』。ブルーズが好きで楽器やってる人なら、私があれこれ書かなくても興味を惹かれるでしょうが、ブルーズはあまり知らない、楽器もできないという人でも、音楽好きなら読む価値ありです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063289915/

第三巻は永井“ホトケ”隆のウェストロード・ブルーズバンドの回想からスタート。
1971年京都でのバンド結成時や山岸潤史の参加のくだりも面白いけど、何といっても感動的なのが、1972年9月25日、B.B.キング来日公演、大阪厚生年金会館のステージで前座を務めた思い出が語られるところ。

後半には今の音楽シーン/音楽業界への痛烈な批判も込められています。
また書いちゃうけど、これは泣けるよ。

2004/11/23(火) The Rolling Stone 500 Greatest Rock & Roll Songs of All Time
19日の日記に書いた、ローリング・ストーン誌の“500 Greatest Songs of All Time”ですが、同誌のサイトに全リストがアップされましたね。
http://www.rollingstone.com/news/story/_/id/6596661/500songs

1曲ごとに詳細な解説/コメントが付けられており、また曲によっては試聴も出来ます。
2時間以上もここで遊んでしまった。>自分(^^;

順位はともかく、選ばれている曲に関しては、まあこんなものかなぁというのが個人的な印象。
ただ、ニルヴァーナの“Smells Like Teen Spirit”って、そんなに高く評価するような曲なのかなぁ。

同じリストはライノのサイトにも掲載されていて、こちらでは収録アルバムを購入できるようになっています。
http://www.rhino.com/rs500/index.lasso

2004/11/22(月) ディラン初期作品展示会
おそらくは自伝『Chronicles Vol.1』のプロモーションを兼ねたものでしょうが、“Bob Dylan's American Journey 1956-1966”なる展示会が開催されるとのこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041120-00000935-reu-ent

気になるのは「ニューヨークで初めて開いたコンサートの24分間のレコーディング」ですが、これはおそらく1961年11月4日カーネギー・チャプター・ホールの録音でしょうね。

1. Pretty Peggy-O
2. In The Pines
3. Gospel Plow
4. 1913 Massacre
5. Backwater Blues
6. A Long Time A Growin'
7. Fixin' To Die

2004/11/21(日) Erik the Viking
パイソン関連のウェブやBBSでもまるで話題になってなかったんで気付かずにいたんですが、テリー・ジョーンズ監督/脚本の映画『エリック・ザ・バイキング』(1989年制作)が9月にDVD化されてたんですねぇ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002MOLCY/

息子のために書いた童話の映画化。北欧伝説をベースにした冒険ファンタジーで、同時期のテリー・ギリアム監督『バロン』ほどには毒気はないし、怒涛のイマジネーション/映像マジックもないけど、結構楽しめます。
なぜか関根勤が出演してたりもする(日本語での怪演)。
音楽はニール・イネス。

11月絵日記の続き


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