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2004/10/30(土)
小さな恋のメロディ
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某所でビー・ジーズの話題が出ていたので(どんな話題が出てるか、一応ROMしてます ^^;)ちょこっとコメントを…。
以前から何度か書いてるんだけど、私の“はじレコ”は加山雄三の「君といつまでも/夜空の星」のシングル盤。調べてみたところ、これがリリースされたのは1965年12月5日だそうですが、私が買ったのはたぶん翌1966年のことだと思います。
その後GSブームがやってきて、そこから洋楽に興味を持ったわけだけど、初めて買った洋楽レコードがビー・ジーズの「マサチューセッツ/ホリデイ」のシングル盤でした。これは1967年12月25日にリリースされた日本盤。私が買ったのはやはり翌年。 つまり1968年が私にとっての“洋楽元年”ということになります。この辺りから1970年頃までの洋楽ヒット曲はほとんど覚えてますね。
そんなわけで、初期のビー・ジーズには結構思い入れがあるんですが、レココレでいまだに特集が組まれていない大物グループの一つでもあるんですよね。(もう一つがやはり私にとって思い入れのあるムーディ・ブルース) 特集が組まれても、まるで畑違いと思われてる私に原稿依頼が回ってくるとは思えないんですが(^^;、ここ数年、中古盤や輸入盤の安売りセールで見かけると捕獲してまして、いつの間にやらビー・ジーズのアルバムが結構集まってしまった。(笑) たぶんオリジナル・アルバムの7割くらいは手許にあるんじゃないかと思う。 ここまで来たらコンプリートを目指そうかなぁ。(^^;
ところで『小さな恋のメロディ』(1971年)のサントラ盤ですが、これにはレア音源というほどじゃないけど、オリジナル・アルバムには入ってない曲が1曲あるんですよね。 冒頭の“In the Morning (Morning of My Life)”がそれ。 これはワールド・デビュー前のオーストラリア時代(1966年)に発表した曲の再録音ヴァージョンでして、このサントラ盤やごく一部のベスト盤にしか収録されていないんです。 今ではむしろ66年録音のオリジナル・ヴァージョンの方が多くのオーストラリア録音音源のコンピレーション盤に入っているため、簡単に聴けるかも。 オーストラリア時代にバリー・ギブが書いた曲としては“Spicks & Specks”と並ぶ佳作ですが、このサントラ盤収録の71年再録音ヴァージョンの方がはるかに出来が良いです。
ちなみに映画『小さな恋のメロディ』が公開されたのは1971年6月ですが、その後、74年6月 → 76年8月 → 78年6月と、三度もリバイバル上映されてまして、某所に書き込みされてる方々のほとんどは、この三度目のリバイバル(78年)で観ておられるんじゃないかと思います。
で、来月17日にはDVDがリリースされますが、Amazon.co.jpでは早くもかなりの数のカスタマーレビューが付いてるし、DVD売上ランキングでも15位(29日現在)に入っててビックリ!! http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005R22H/
英米ではまるでヒットしてないし、評価もされてない映画なんだけど、日本では異常に人気あるんだよね(海外ではDVD化されてないし、サントラ盤がCD化されてるのも日本だけ)。 71年日本初公開当時の配給会社のプロモーションが上手かったんですかねぇ。不思議です。
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