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2011/11/03(木)
乳がんリスク、少量のアルコールでも上昇
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Houstonの天気(28℃/21℃) ----------------------- 【USA】乳がんリスク、少量のアルコールでも上昇 米研究
(CNN) 乳がんのリスクと飲酒習慣の関係を調べた米ハーバード大医学部の研究で、週にグラス3〜6杯のワイン程度でもリスクが上昇するとの結果が出た。1日発行の米医学誌JAMAに発表された。
研究チームは、1976年から看護師12万人以上の健康状態を追跡している疫学研究のデータを使い、80年から導入した飲酒に関する質問への回答と、対象者の中で浸潤性の乳がんと診断された7690人のケースを分析した。
その結果、1日当たりのアルコール摂取量が10グラム増えるごとに、がんのリスクが10%上昇することが分かったという。1杯分の酒に含まれるアルコールは、ワインで11グラム、ビールで12.8グラム、蒸留酒で14グラム程度。酒を全く飲まないグループと比較した場合、1週間に飲む量がワイン3杯分を下回るグループのリスクは変わらないが、3〜6杯飲むグループではリスクが1.15倍に上昇していたという。
研究をまとめたウェンディ・チェン博士は、「酒を全く飲むなというわけではない。先月どうだったか、昨年どうだったかという問題ではなく、問題は長期間の平均だ」と話す。
遺伝的要因などによるもともとのリスクが、生涯に摂取したアルコールの総量によって上昇するという。適度の飲酒で心臓病による死亡率が下がるとの報告もあり、同博士は「それぞれの女性が自分自身で飲酒によるリスクと利点を検討するべきだ」と話している。 ----------------------------------
このニュースはこちらのタウンニュースでも取り上げられていました。 まーなんでも、過ぎたるは及ばざるが如しですか。
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