|
2010/05/11(火)
肥満国クウェート、ファストフード人気も一因に
|
|
|
Houstonの天気(29℃/24℃) ----------------------- 【生活】世界有数の肥満はファストフード人気も一因に
世界有数の肥満国クウェート、ファストフード人気も一因に(CNN) ファストフードの人気が高まっているクウェートで、肥満や生活習慣病の問題が深刻化している。世界有数の肥満国家となった現状を重く見て、政府は子供の肥満防止対策に乗り出した。
世界保健機関によれば、クウェートは太り過ぎの人が人口の74%を超え、肥満を原因とする心臓疾患や糖尿病も増加。現在人口の14%を占める糖尿病患者は増える一方だという。
同国の厚生相によると、国民の高収入や手ごろな値段の食品、あまり動かない生活スタイルが影響して、15年ほど前から肥満や太りすぎの人が増加した。クウェートでは家事を手伝ってくれる使用人が一般家庭にも普及しており、失業世帯でも最低1人か2人はそういった使用人を雇っているという。
さらに、外食の頻度が高いことやファストフード普及の影響も大きいとみられる。住宅街には一昔前までは見られなかったマクドナルド、バーガーキング、KFCなどの店が進出し、オフィスや家庭への宅配も人気を呼んでいる。
肥満の影響は子供にも及んでおり、民間の肥満対策組織GHKによれば、女子生徒は太りすぎが半数近くを占め、かつて成人の病気だった糖尿病に8歳児がかかるようになった。
こうした事態を改善しようとGHKや政府の国家肥満対策委員会は、学校の食堂や売店での健康的な食品販売、運動の勧め、栄養教育促進などの活動を進めている。次世代を担う若者に健康な食生活を身に着けさせたい考えだ。
でもこれはよその国の話ではなく、自分自身にも気をつけないとね。
|
|
|