|
2009/09/29(火)
空港で没収される手荷物の行方は?
|
|
|
Houstonの天気(29℃/24℃) ----------------------- 【USA】空港で没収される手荷物の行方は?
(CNN) 01年の米同時多発テロ以降、航空機内へ持ち込める手荷物が厳しく制限された結果、各地の空港で刃物や工具などが大量に没収されている。世界で最も利用乗客数の多いアトランタ国際空港では、1カ月当たり約500キロもの物品が没収され、一部はインターネット上の競売サイトなどに回されるという。
農作業用のなた、まだ値札の付いた真新しい電気ドリル、ゴルフクラブや野球のバット、重さ4・5キロもあるエクササイズ用ウェイト――。米運輸保安局(TSA)がアトランタ空港の手荷物検査ゲートで没収した物品の例だ。
手荷物から見つかった持ち込み禁止品のうち、銃器、火器は地元警察に引き渡される。06年の液体爆弾テロ未遂を機に禁止されたシャンプーなどの液体は、専門の民間業者が処分する。ナイフや電動のこぎり、包丁、レンチなどの工具、コルク栓抜きといった道具類は、州当局に寄付されるのが一般的だ。こうした品物は、のみの市やネット競売大手「イーベイ」などで元の値段の半額程度で売られ、収益は州やボーイスカウトなどに回されるという。
ケンタッキー州で州内やフロリダ、オハイオ州の空港からの没収品を担当者は「(同時テロ後に)持ち込み制限が強化された時、何年かたって乗客が慣れてくれば没収品は減るだろうと思っていた。だがその兆しはない」と話す。
TSA報道官によれば、かばんに台所用シンクを詰めて搭乗しようとした人や、帰還先の空港に駐車してある自家用車用にとガソリン8リットルを持ち込もうとした人もいた。シンクは売りに出し、ガソリンはただちに処分したという。
アラバマ州当局には、日本刀が送られてきたこともある。フロリダ州のディズニーワールドに近いオーランド国際空港では、おもちゃの剣などが数多く没収される。
手荷物の持ち込み制限や没収措置については、テロ防止の効果を疑問視する声も絶えない。旅行専門は「ピーナツバターや爪切りばさみをいくら集めても無駄だということは、TSAも承知しているはず」と批判する。「こんな手段でつかまるのは間抜けなテロリストだけ。それで安全だと思い込んでしまうほうが恐ろしい」という。
長い時間のチェックは好きでは有りませんが、それで少しでも危険が無いのなら制限もよいけれど・・。疑問なども有ります。
マー間抜けなテロリストでもつかまればね。 何だか話しの内容がタイトルとぴったりしませんが・・(笑)
|
|
|