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2009/08/10(月)
太平洋「ごみベルト」の実態調査へ
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Houstonの天気(34℃/25℃) ----------------------- 【サイエンス】太平洋「ごみベルト」の実態調査へ米研究チーム
太平洋で実施されている「ごみベルト」の研究=カリフォルニア大サンディエゴ校付属スクリプス海洋研究所提供(CNN) 米カリフォルニア州の沖約1600キロ、ハワイ諸島との間に、「太平洋ごみベルト」と呼ばれる海域がある。船舶や海岸からのプラスチックごみが海流の影響で集積し、生態系に影響を及ぼしているとされる。その実態を調べようと、カリフォルニア大サンディエゴ校付属スクリプス海洋研究所のチームがこのほど、3週間の航海に出発した。
同研究所のロバート・ノックス氏によると、この海域には何年もかけて大量のプラスチックごみが集まってきた。「ただし、現場で見渡してもひと目でそれと分かる光景が広がっているわけではない」と、同氏は説明する。長年のうちに小さな破片となったプラスチックが、海面のすぐ下に漂っている状態だという。
ごみベルトの存在は数年前、漁船からの報告で明らかになった。その範囲は、テキサス州にも相当するほどの広さに及んでいるとみられる。しかし、正確な面積やごみの量、分布状態などはまだ分かっていない。
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