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2009/04/29(水)
コーヒーづくりのプロ、世界一は英国代表
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Houstonの天気(26℃/21℃) ----------------------- 【ライフ】コーヒーづくりのプロ「バリスタ」、今年の世界一は英国代表
ジョージア州アトランタ(CNN) コーヒーを抽出して来店客に提供する「バリスタ」たちが、その技術や能力を競う「ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ」がこのほど、米ジョージア州アトランタで開催され、英国代表として出場したグウィリン・デイビーズさんが世界一の栄冠を獲得した。
この大会は欧州と米国のスペシャルティコーヒー協会の運営で、2000年から毎年開かれている。世界各国から選ばれたバリスタが、4人の審査員の前でエスプレッソ、泡立てた牛乳と混ぜるカプチーノ、自由なテーマで創造するスペシャルティコーヒーを抽出し、それぞれ1杯ずつ提供する。作品の味のほか、エスプレッソマシンの使い方や接客技術などが採点対象となる。
今年は16日から4日間にわたって開催され、51カ国のバリスタが出場した。デイビーズさんは制限時間の15分を17秒超過して減点を受けたものの、優れた腕前と創造力でほかの選手を圧倒した。
デイビーズさんは地元で、屋台のコーヒー店を開業している。CNNとのインタビューで競技を振り返り、「これまでに経験したスポーツの大会では、一生懸命走ったり相手にぶつかっていったりすればよかった。でも今回は常に落ち着いた、注意深い態度を保つ必要があり、スポーツよりも難しかった」と語った。賞品としてエスプレッソマシンが贈られたほか、今後1年間、スペシャルティコーヒーの普及活動で世界各地を訪れることになっている。
大会の歴代優勝者はデンマークやノルウェーなど、欧州勢がほとんどだ。シンディ・チャン理事会長は「コーヒー生産国の名前が出てこないのが不思議。生産国のバリスタなら幅広い知識を得る機会に恵まれ、有利なはず」と、今後に期待をかける。来年の大会はロンドンで開催される予定だという。
屋台のコーヒー店の人がチャンピョンなんて、飲んでみたいナ〜こんなコーヒー。
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