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2009/12/07(月)
車いすの受刑者が徒歩で脱走
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【Houston】「車いすの受刑者」が徒歩で脱走 最重要指名手配者に
この間のヒューストンニュースの脱走者は、車いすに乗って歩行困難を装い、移送途中に看守2人を脅して徒歩で脱走した受刑者が、米当局によって最重要指名手配者15人の1人に指定されたことが、6日までに分かった。
脱走したのはアーケイド・コムー・ジュニア受刑者(49)で、婦女暴行罪や凶器による襲撃罪で3件の終身刑判決を受け、テキサス州ハンツビルの刑務所で服役していた。同受刑者は脳卒中を患った影響で身体が自由に動かず、移動に必要だと主張して車椅子を使用していた。
同受刑者は先月30日、治療のためガルベストンの医療施設に近い別の刑務所に車で移される予定だったが、出発から約45分後の午前9時頃、持っていたピストルを1回発砲して同乗していた看守2人を脅し、ヒューストン東方のベイタウンに向かうよう命令した。
その後同受刑者は看守らを車の後部座席に監禁し、2人の銃と1人の制服を奪って逃走した。看守らは1時間後に警察によって発見され、けがはなかった。
当局は同受刑者の再拘束につながる有力情報に対し、1万6000ドル(約145万円)以上の報奨金を提示した。
ヒューストン一帯では捜査官100人余りが、同受刑者の行方を追っている。
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