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2009/10/22(木)
吸血ヒルは犯人を知っていた
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Houstonの天気(25℃/22℃) ----------------------- 【サイエンス】吸血ヒルは犯人知っていた DNA鑑定で8年前の強盗立件 (CNN) オーストラリアで起きた強盗事件の容疑者が、ヒルに吸われた血液が決め手となって8年ぶりに検挙され、19日の公判で罪を認めた。ヒルの血で事件が解決するのは世界でも例がなさそうだという。
事件は2001年、南東部の島タスマニア州で発生した。71歳の女性宅に2人組の犯人が侵入して女性を椅子に縛り上げ、550ドルを奪って逃走した。
現場に駆けつけた警察官は、椅子の近くで血をいっぱいに吸ったヒルが床に落ちているのを発見。被害者も警察官もヒルに噛まれた痕跡はなかったことから、犯人の血を吸ったと判断して持ち帰り、血液を採取してDNA鑑定結果をデータベースに記録していた。
この時点で容疑者は浮上していなかったが、昨年になってピーター・キャノン被告(54)が麻薬取締法違反で検挙され、DNAを調べたところ、2001年にヒルから採取した血液のDNAと一致。これが決め手となって、強盗事件での立件にこぎ付けたという。
キャノン被告は23日に量刑を言い渡される予定。共犯者は見つかっていない。
ヒルの血を使った立件について、タスマニア州の捜査員は「オーストラリア国内では聞いたことがなく、世界で前例があったという話も聞いていない」と話している。
何と無く笑いがこみ上げますが、こんなことも科学が進むと有るのですね。
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