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2009/01/20(火)
「空飛ぶ車」で6000キロの旅に挑戦
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Houstonの天気(18℃/-3℃) ----------------------- 【サイエンス】「空飛ぶ車」で6000キロの旅に挑戦 英チームが開発
映画やSF小説に登場する「空飛ぶ車」が、ついに実用化か――。英国の技術者チームが開発した陸空両用車「スカイカー」が、ロンドンからアフリカ西部マリまで、6000キロの旅に挑戦している。成功すれば、新たな乗り物として売り出される可能性がある。
スカイカーは、発明家のジャイルズ・カードゾ氏らが1年半かけて開発した。バイオ燃料で走る2人乗りの四輪車で、後部に大きなプロペラがあり、さらに布製の翼が格納されている。「従来のような固定された硬い翼と違って柔軟性があり、正確で安全な操縦が可能になった。必要な時はすぐに開くことができる。空飛ぶ車の実用化には、この新技術が大きく貢献している」と、同氏らは説明する。
スカイカーは14日にロンドンを出発。フランス、スペインからモロッコへ渡り、さらにモーリタニアを通過してマリ中部の砂漠の町トンブクトゥを目指す。スペインとモロッコの間のジブラルタル海峡やサハラ砂漠の上空を飛ぶ計画だ。到着は2月下旬になる見通しだという。
スカイカーの離陸に必要なスピードは時速73キロ、滑走距離は200メートル足らず。海岸や公園からも飛び立つことができる。飛行中に万一エンジンが停止しても滑空状態のまま近くの広場などに着陸すれば大丈夫だが、墜落緊急時に備えてパラシュートも搭載している。
カードゾ氏は、「スカイカーの楽しさを多くの人に味わってほしい。将来は日常的な交通手段というより、四輪バギーや水上バイクのような娯楽用の乗り物として普及するのでは」と期待を示している。
路上走行時に折りたたまれ格納される翼ですか、何だか、私の死んだ後など、まるでアニメの世界が現実になるようですね。
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