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2008/08/09(土)
映画「大脱走」のモデルが死去、92歳
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Houstonの天気(33℃/21℃) ----------------------- 【ライフ】映画「大脱走」のモデルとなった元英国空軍兵士が死去
ロンドン(AP) スティーブ・マックイーンらが主演した名作「大脱走」のモデルとなった、ナチスの捕虜収容所からの集団脱走にかかわった元英空軍兵士、エリック・ダウリングさんが今年7月に92歳で死去していたことが分かった。
息子のピーター・ダウリングさんによると、英南西部ブリストル近郊の老人擁護施設で、93歳の誕生日の前日となる、7月21日に息を引き取ったという。この施設の職員が7日、ダウリングさんの死去を認めた。
1915年生まれのダウリングさんは、一等空尉として英空軍の爆撃機で29回にわたって出撃。1942年4月に撃墜されて捕まり、当時のドイツ東部、現在のポーランド・ジャガンの捕虜収容所に移送された。
連合軍捕虜が集まった収容所では、映画にもなった脱走計画が練られ、ダウリングさんも中心人物となって計画に参加。1年以上をかけて地下トンネルを掘り続けた。
ダウリングさんは200人以上の脱走者を選ぶ抽選には外れ、1944年3月24日の決行には加わらなかった。最終的に76人の捕虜が脱走したが、73人が捕らえられて再収容され、ヒトラーの命令で見せしめとして50人が処刑された。
この史実を基に映画化された「大脱走」には、スティーブ・マックイーンやジェームズ・ガーナー、ジェームズ・コバーン、リチャード・アッテンボローなどの豪華キャストが出演。日本でもヒットした。
ピーターさんによると、映画の中で最も父親に近いのはドナルド・プレザンスが演じた「偽造屋」だった。
実際の脱走計画は映画のように簡単ではなく、特にトンネルを掘る場面は現実味がなかったと語っており、さらにスティーブ・マックイーンが盗んだオートバイで逃げ回るシーンは、やり過ぎだと話していたという。
事実の事だけに、そんなに簡単な事ではないと、見ている人は判っていますよ、オートバイも、あの人だけが映画用の人なんだから、よいではないですかね、オーバーでも、私は大好きなムービーの1つです。
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