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2008/08/07(木)
4千万件のカード情報盗んだハッカー集団
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Houstonの天気(33℃/24℃) ----------------------- 【USA】4千万件のカード情報盗んだハッカー集団、米当局が訴追
カード情報の盗難は、被害者が長期間気付かない可能性もある。資料画像(CNN) 米司法省は5日、4000万件以上のクレジットカードやデビットカードの番号を、少なくとも9社の小売大手から盗んだ疑いで、ハッカー11人を訴追したと発表した。ムケージー司法長官が明らかにした。同省が扱ったハッカー事件として、被害規模が史上最大とみられている。
訴追された11人は、米国のほかエストニア、ウクライナ、中国、ベラルーシに在住。他にも在住国不明の人物が1人いる。米フロリダ州マイアミ在住の男3人は小売店の無線通信網に侵入し、「スニッファー」と称する特殊なプログラムでカード番号やパスワードなどを傍受。盗んだデータは暗号化して、米国や東欧のサーバーに隠していた。
盗まれたカード番号の一部はインターネット上で売買されたうえ、偽造カードに磁気データとして記録され、犯行グループによって現金の不正引き出しに使われた。訴追された他の8人は、盗難カード情報の国際取引に関与していたとされる。
司法省の捜査は2006年後半に始まったが、財務省検察局はサンディエゴ地区検察局を通じて、3年以上覆面調査を進めていた。
訴追されたマイアミ在住の男の1人は、2003年にコンピューター犯罪で逮捕され、財務省検察局の情報提供者として活動していたものの、今回の事件への関与が判明した。今年5月には共犯者2人とともに飲食店チェーンのコンピューターに侵入し、同様の犯行に及んだ疑いで、ニューヨークで訴追された。
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