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2008/05/01(木)
空の旅で有名シェフの監修機内食
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Houstonの天気(28℃/15℃) ----------------------- 【ビジネス】空の旅有名シェフの監修機内食、ファーストクラスのみ
機内食といえば味気ないものと相場が決まっているが、ファーストクラスでは米航空各社が利用者を増やす狙いで、競って有名シェフ監修のメニューを取り入れている。
ユナイテッド航空の日本行きと南米行きの便のメニューは、エビのソテーにショートリブの揚げワンタン、有機タイ風ソースとキュウリの甘酢添えといった具合だ。
アメリカン航空の欧州便なら、エビのローズマリー風味ガーリックソースがけ、レモンライスとアーティチョーク添えが楽しめる。同航空が契約している3人のシェフは「レストランでは客がますます洗練された味を求め、要求が厳しくなっている。航空会社にも同じものが要求されるようになった」と話す。
デルタ航空は監修のメニューに加え、ソムリエが選んだワインやセレブバーテンダーのモヒートといったカクテルも選べる。
航空各社は2001年の同時テロ後の経営難に燃料費高騰で拍車がかかり、エコノミークラスの無料機内食は相次いで廃止された。 米国の国内便エコノミークラスで今でも機内食を出しているのはコンチネンタル航空のみとなっている。
こうした中、グルメ化が進むのはほとんどがファーストクラスだが、デルタ航空はエコノミークラスでも、有名シェフが監修する機内食を有料で販売している。ヤギのチーズと有機ホウレンソウを使ったチキンビストロサラダは8ドル(約830円)。
「この業界は競争が激しく、われわれは差別化の手段を求めている」とデルタ航空の担当者は言う。
もっとも機内食には、どんな有名シェフでも克服できない課題があり、機内食は何時間も前に料理しておく必要があるうえ、加圧の影響で乾燥して味がなくなり、乗客の味覚も変化する。しかも有名シェフが腕を振るうわけではなく、料理するのはケータリング会社だ。
間違わないでくださいね、監修するだけで作るのは、専門の会社ですからね。(笑)
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