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2008/04/29(火)
アフガンで人気のメロドラマ、禁止令
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Houstonの天気(25℃/2℃) 五月晴れ ----------------------- 【生活】アフガンで人気のメロドラマ、政府が禁止令
カブール(AP) 01年のタリバーン政権崩壊後、民主化への道をたどりつつあるアフガニスタンで、インドのテレビドラマが国民の人気を集めている。これに対し、ドラマの内容がイスラム教文化に反し、子どもたちの勉強の妨げになるとして、政府が規制に乗り出した。
ある家族は、毎晩お気に入りのドラマが始まると、一家は顔を見合わせて安どのため息をつく。政府の方針で、番組が打ち切りとなる可能性があることを知っているからだ。「今はメロドラマ3本にはまっています」と、話す。「ほかの国の人たちと違って、私たちにはこれしか楽しみがないのです」
タリバーン政権下ではご法度だったテレビが解禁され、アフガンには民間テレビ局が相次いで誕生。ゴールデンアワーの看板番組として、インドのドラマシリーズが注目されるようになった。人気ドラマのひとつは、未亡人をめぐる恋愛もの。保守的とされるアフガン国民の多くは、戦争の記憶や流血の続く現実をひとときでも忘れようと、架空の物語に夢中になった。
しかしイスラム教保守派にとって、テレビ番組の内容はしばしば許容範囲を超えていた。これまでも、女性のアナウンサーや歌手、男女のダンスシーンなどが、「反イスラム的」として批判の対象となっている。
政府はこのほど、イスラム法学者らで組織する「ウレマ評議会」が「アフガン文化に反する」との判断を下したとして、インドのドラマ5本の放送を禁止。担当責任者は「インド人がヒンズー教の偶像を崇拝する場面や、男女が離婚したり再婚したりするストーリーは、わが国の文化では認められない」と説明した。また、厳しいエネルギー事情の下、電力が供給される貴重な時間帯に一家でテレビに釘付けになるため、子どもたちの家庭学習にも支障が出ているという。
最近主人も、お昼のメロドラマには待っています(笑)、ひょっとすると私の生活では単調なのかな・・(笑)
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